リスクを見つめ
パフォーマンスを
科学する。
SCSロゴ

B.LEAGUE SCS推進チームは、
選手や来場者の命を守り、
選手の稼働を最大化し、
パフォーマンスの向上を目的にした
専門家集団です。

ABOUT

B.LEAGUE SCS推進チームの理念

競技価値の向上からリーグ発展へ

B.LEAGUE SCS推進チームは、Safety(命を守る)Condition(選手稼働の最大化)Strength(パフォーマンス向上)を軸に、安定的な競技活動の担保と、選手パフォーマンスの「機会最大化」「質・量的拡大」を図ります。さらに、リーグの発展を最終目標とし、その実現に向けて必要な施策を実行し、選手やチーム、そしてファンが一体となってB.LEAGUE全体の価値を高める取り組みを推進します。

活動風景

Safety命を守る

  • - ヒト

    処置や搬送等に関する知識と実技を習得

  • - モノ

    AEDをはじめ、搬送用具や備品の充実を図る

  • - 体制

    EAPの策定や訓練、EAPハドルの実施等

右矢印
活動風景

Condition選手稼働の最大化

  • - 外傷・障害の発生予防

    Injury Surveyの検証と対策の立案

  • - 脳振盪への適切な対処

    啓蒙活動と発生後対策の充実化

  • - メンタルヘルスケアの統一取組み

    選手スタッフの心理的リスクを抑え精神の健康を保護

右矢印
活動風景

Strengthパフォーマンス向上

  • - 実態の測定

    ベースライン測定による定量把握

  • - パフォーマンスチームの価値訴求

    パフォーマンスチームの価値訴求により取組スピードUP

  • - 体制化推進

    適材適所のパフォーマンスチームの指針化

活動風景

Safety

命を守る

選手や来場者、関係するすべての命を守るための安全体制の構築は、B.LEAGUEおよびBクラブの各種事業活動において欠かすことの出来ない基盤。 その安全体制構築は「ヒト・モノ・体制」の全てによって成されるものであり、興行運営やチーム活動にて安全を担うスタッフへの知識・実技の習得機会の創出や、インフラの整備、体制化とその計画策定・運用を図ります。

Action

- EAP訓練やSFR養成講習会の実施
- AEDや搬送具のクラブ提供
- EAP策定のガイドライン整備
- EAP策定やEAPハドル実施に関する規約規定
- 自然災害に関する対処勉強会の実施
- B.LEAGUE主管試合でのメディカルサポートチーム組成

活動風景

Condition

選手稼働の最大化

影響力の高い外国籍選手の流入が広がり、オンコートのインテンシティが高まるにつれ、怪我のリスクは高まりゆくもの。さらに、アスリートのストレスは強く、フィジカルだけでなくメンタルにも不調が及びうる。 怪我の予防を含めたコンディショニングと、怪我後の対処を含めた取組を広げ、深め、さらにメンタルヘルスケアを含めたトータルの取組から、選手がアクティブであり続けることを目指します。

Action

- 外傷・障害発生状況調査(Injury Survey)
- 脳振盪に関するPJT
- 足関節捻挫に関するPJT
- メンタルヘルスケアの統一取組み
- AT 向けNBA スタッフの勉強会実施
- B リーグU15/U18 チーム向け講習会の実施
- 食品栄養に関するプログラム実施

活動風景

Strength

パフォーマンス向上

「個の能力」がチーム力に大きく影響し、とりわけ「アスリート能力」は個の能力において大きなウェイトを占める。 筋出力レベルを上げることは選手の稼働を最大化することにも寄与し、トレーニングはもはや高いレベルでの遂行が必須の要素。トレーニングの効率化、効果の最大化を図り、さらにユース世代にも広げていきます。

Action

- テスティングの実施(測定用具の提供を含む)
- S&Cコーチ向けNBAスタッフの勉強会実施
- GM向け勉強会実施

ACTION

B.LEAGUE SCS推進チームの取り組み

  • All
  • Safety
  • Condition
  • Strength
  • 2025.2.12
    Condition

    1月末の外傷・障害発生状況の公開

    りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズンの9月30日~1月31日に発生した外傷・障害について、クラブより報告された情報を基に集計し、B.LEAGUE SCS推進チームにて監修しました。 外傷・障害の発生総数は昨季の1月末時点から11.78%減少し、さらに外国籍選手の発生割合は昨対10.2%減少しました。
    ・期間内総数:262件(昨季297件)
    ・外国籍選手の発生割合:42.52%(昨季52.67%)

  • 2025.2.5
    Safety

    スポーツファーストレスポンダー養成講習会を国士舘大学と実施

    スポーツ現場で怪我や急病が発生した際、適切なファーストエイドを行うことができる「スポーツファーストレスポンダー」の養成を、国士舘大学の協力の元、進めています。 2024年11月14日および2025年2月5日の2回に分けて都内で行われた講習会には、Bクラブからもトップ・ユースのアスレティックトレーナーや、運営担当者に任意で参加いただきました。

    活動風景
  • 2025.1.18-19
    Safety

    りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHIにて、 国士舘大学と連携しメディカルサポートチームを配置

    選手らに発生した事故への処置に加え、来場者の体調不良等ヘの適切な対処のため、国士舘大学と連携し、救急救命士と学生のファーストレスポンダーを含めたメディカルサポートチームを場内各所へ配置しました。 会場のキャパシティが拡張され、多くの来場者が集まる環境下においても、初期対応における処置能力を高め、さらなる安全構築を進めていきます。

    活動風景
  • 2024.12.25
    Safety

    B1・B2全クラブへ松吉医科器械により搬送具一式を提供

    松吉医科器械株式会社から、B.LEAGUE SCS推進チームに協賛をいただき、B1・B2の全38クラブに救急用ストレッチャーおよびPEスクープストレッチャーセット一式を提供いただくことが決定しました。 コートと来場者間の近接した会場構造や、スタンドの傾斜等の会場内の実態においても、安全で迅速な搬送を可能とする搬送具の提供により、リーグ内の安全構築へ向けたインフラ整備がさらに前進することとなりました。

  • 2024.11.12
    Condition

    10月分外傷・障害発生状況の公開

    りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズンの9月30日~10月31日に発生した外傷・障害について、クラブより報告された情報を基に集計し、B.LEAGUE SCS推進チームにて監修しました。 これまで課題となっていた開幕後10月の外傷・障害は昨季の10月時点から10.1%減少し、さらに外国籍選手の発生割合は昨対29.3%減少しました。
    ・期間内総数:80件(昨季89件)
    ・外国籍選手の発生割合:18.26%(昨季25.83%)

  • 2024.11.12
    Condition

    メンタルヘルスケア初回定期チェック実施結果

    りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズンより、B.LEAGUEではリーグ内統一でメンタルヘルスケアに向けた統一取組みを実施しています。その中で9-10月に実施した初回の定期チェックの結果を集計しました。 ポジティブな結果として、選手スタッフともに全体としてメンタル不調の割合が高いとは言えない結果となりましたが、チェックツールの結果から選手において「怪我やパフォーマンスの不安」と「引退後の人生の不安」の2項目において全体的にスコアが高いことがわかりました。一方でネガティブな結果として、選手に比べチームスタッフの方がメンタルヘルスに関するリスクが潜んでいる可能性があり、今後の状況に留意する必要があることがわかりました。

  • 2024.9.9
    Safety

    B1・B2全クラブへ日本ストライカーによりAEDを提供

    日本ストライカー株式会社から、B.LEAGUE SCS推進チームに協賛をいただき、B.LEAGUEおよびB1・B2の全38クラブにAED(自動体外式除細動器)を提供いただくことが決定しました。 救助者の心理的負荷を軽減するオートショックタイプであり、かつ騒音下でも指示音声を聞き取りやすいクリアボイステクノロジーの機能を備え、多くの観客で賑わうアリーナでの安全構築へ向けサポートいただくこととなりました。

    活動風景
  • 2024.8.22
    Condition

    「B.LEAGUE 2023-24 SEASON Injury Report」の公開

    B1B2全38クラブにて2023-24シーズン中に発生した外傷・障害について、クラブより報告された情報を基に集計し、B.LEAGUE SCS推進チームにて監修したレポートを公開しました。 詳細はこちら

    活動風景
  • 2024.3.19
    Condition

    「2024年1月末分外傷・障害発生状況」の公開

    B1B2全38クラブにて2023-24シーズン10月2日~1月31日に発生した外傷・障害について、クラブより報告された情報を基に集計し、B.LEAGUE SCS推進チームにて監修したレポートを公開しました。 詳細はこちら

    活動風景
  • 2023.12.19
    Condition

    「開幕前および10月分外傷・障害発生状況」の公開

    B1B2全38クラブにて2023-24シーズン開幕前の8月1日~10月1日に発生した外傷・障害および、 2023-24シーズン10月2日~10月31日に発生した外傷・障害について、クラブより報告された情報を基に 集計し、B.LEAGUE SCS推進チームにて監修したレポートを公開しました。 詳細はこちら

    活動風景
  • 2023.9.12
    Condition

    「B.LEAGUE 2022-23 SEASON Injury Report」の公開

    B1B2全38クラブにて2022-23シーズン中に発生した外傷・障害について、クラブより報告された情報を基に 集計し、B.LEAGUE SCS推進チームにて監修したレポートを公開しました。 詳細はこちら

    活動風景
  • 2023.9.12
    Condition

    頭部外傷・脳振盪に関する概要やリスクを記した「頭部外傷・脳振盪について」の公開

    昨今スポーツ界全体で課題視されている頭部外傷・脳振盪に関する概要やリスクについて、広くバスケットボール 界およびファンの皆さまにも把握いただくべく、「頭部外傷・脳振盪について」を公開しました。 詳細はこちら

    活動風景

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MEMBER

メンバー

整形外科金 勝乾 順天堂大学医学部附属練馬病院
整形外科・スポーツ診療科 教授・診療科長
JBAスポーツ医学委員会 委員長
脳神経外科 / 感染症中山 晴雄 東邦大学医療センター大橋病院
脳神経外科 / 院内感染対策室・副室長
脳神経外科および感染症を兼任
メンタル伊豫 雅臣 国際医療福祉大学大学院
副大学院長 / 精神医療統括教授
日本スポーツ精神医学会評議員
内科小松 孝行 順天堂大学医学部 スポーツ医学研究室 准教授 JBAスポーツ医学委員会 委員
トータルコンディショニング酒井 リズ 智子 トータル・コンディショニング・コーディネーター
スポーツセーフティー佐保 豊 NPO法人スポーツセーフティージャパン 代表理事
アスレティックトレーナー吉岡 淳平 三菱電機コアラーズ パフォーマンスディレクター
アスレティックトレーナー森田 憲吾 広島ドラゴンフライズ ヘッドトレーナー
ストレングス&コンディショニング吉田 修久 千葉ジェッツ スポーツパフォーマンスディレクター
GM岡崎 修司 広島ドラゴンフライズ GM
食品栄養大塚製薬株式会社 担当:小﨑 順平
外傷障害調査研究株式会社ユーフォリア 担当:前山 幹 / 山中 美和子

※敬称略 / 順不同

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B.LEAGUE SCS推進チームに関する過去ニュース