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b.league バスケットLIVE
It's our turn! WIN THE DAY

日本生命 B.LEAUGE 2023-24 POSTSEASON

GAME REPORT

ゲームレポート

GAME1
5.25[SAT]

GAME2
5.26[SUN]

GAME3
5.28[TUE]

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琉球、広島の猛追を退けて連覇に王手、今村と岸本の連続3Pシュートで逃げ切り

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Bリーグ2023-24シーズンもついに佳境。勝ち上がったのは琉球ゴールデンキングス(西地区2位)、広島ドラゴンフライズ(西地区3位/ワイルドカード)という西地区の強豪2チームになった。琉球は勝てば連覇、広島は勝てば初優勝。5月25日、横浜アリーナで日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24ゲーム1が行われた。

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琉球は#7アレン・ダーラム、#14岸本隆一、#30今村佳太、#34小野寺祥太、#45ジャック・クーリー、広島は#5アイザイア・マーフィー、#12中村拓人、#13ドウェイン・エバンス、#24ニック・メイヨ、#30山崎稜という5人でスタート。琉球はいきなり#30今村、#14岸本の3Pシュートが飛び出して8-0というスタートを切った。琉球は広島#13エバンスに対して、#7ダーラムが好ディフェンス。苦しい立ち上がりとなった広島だが、#12中村、#24メイヨ、#30山崎が3Pシュートで得点を重ねる。それでも、琉球は強みであるインサイドでスコアを伸ばすと、#14岸本、#15松脇圭志が外からシュート力を見せて24-16、琉球がまずはリードを作った。

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2Q、広島は#15河田チリジや#13エバンスが積極的にインサイドに仕掛けていくがフィニッシュできず。すると琉球は#15松脇、#4ヴィック・ロー、#88牧隼利などコートに送り出した選手が活躍。35-16とリードを広げる。流れを変えたい広島は#8ケリー・ブラックシアー・ジュニアのフィールドゴール、#5アイザイア・マーフィーの3Pシュートでつなぐと、残り3分半、チーム得点王(シーズン15.0得点、チャンピオンシップ19.8得点)の#13エバンスがフリースローで初得点。好守も出て徐々にテンポの良いバスケを展開できるように。それでも終盤、連続得点した琉球が43-25としてハーフタイムを迎えた。琉球は前半7/12(58.3%)と3Pシュートが好調。武器であるインサイドでも14点(広島8点)と得点を伸ばした。広島は2Pシュートが4/19(21.1%)と低調だった。

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3Q開始直後、広島は素早いパス回しから#30山崎がコーナーの3Pシュートを決める。さらに早い展開で#24メイヨがねじ込む。それでも琉球ディフェンスは前半同様に#13エバンスには自由にプレーさせない。そしてオフェンスではインサイドで#7ダーラム、#45クーリーがシュートをねじ込み、#30今村も連続して3Pシュートを成功。残り4分で56-32とする。
しかし、ここから広島がいい流れを作る。ターンオーバーを引き出すと、#30山崎の3Pシュート、#8ブラックシアー・ジュニアのフェイドアウェイシュート、#13エバンスの3Pプレー、#7船生誠也の3Pシュートで得点。点差を縮めると4Q序盤、#12中村のフローター、#15河田の連続得点で11点差まで縮めた。琉球は#15松脇がコーナーから3Pシュートを沈め連続失点を止めたが、広島の集中力は途切れず。#15河田、#8ブラックシアー・ジュニアの得点で57-65と8点差とする。しかし、今日の琉球は3Pシュートが絶好調。残り3分を切ってから#30今村、#14岸本が次々とスリーをねじ込み、2桁差に広げると74-62で逃げ切り。連覇に王手をかけた。

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琉球は15/33(45.5%)と3Pシュートを高確率で成功。4Qの勝負どころでも決めきった。一方、前半は今一つだった広島だが、最終的にペイント内での得点で26点(琉球20点)と琉球を上回り、4Qは19-12と上回ったが捉えきることができなかった。明日のGAME2は13時10分TIPOFFである。

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広島が逆王手をかける、ディフェンスからカギを握って琉球との競り合いを制す

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琉球ゴールデンキングス(西地区2位)が連覇を果たすのか?
それとも広島ドラゴンフライズ(西地区3位/ワイルドカード)が逆王手をかけるのか?
5月26日(日)、横浜アリーナで日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 GAME2が行われた。

琉球は#7アレン・ダーラム、#14 岸本 隆一、#30 今村 佳太、#34 小野寺 祥太、#45ジャック・クーリーがスターターに。広島は第1戦に変化を加えて#8ケリー・ブラックシアー・ジュニア、#12中村拓人、#13ドウェイン・エバンス、#15河田チリジ、#30山崎稜という5人で試合は始まった。広島はまず#12中村がミドルシュートを決めると、琉球は#34小野寺がすぐさま左コーナーから3Pシュート。互いにファーストオフェンスを成功させた。その後、シュートが弾かれる琉球に対して、広島は得点源の#13エバンスが積極的にシュートを放って追加点。さらに#8ブラックシアー・ジュニアが3Pシュートで、#15河田がインサイドで決めて11-3と好スタートを切る。離されたくない琉球は、#30今村の3Pシュート、#53アレックス・カークのインサイドと個の力で打開するが、広島は攻防でいいリズムをキープ。#13エバンス、#12中村がゴールにアタックして得点すると、#30山崎、#5アイザイア・マーフィーが3Pシュートを沈めてリードを作り、21-14で1Qを終えた。

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2Q琉球は、広島#15河田、#8ブラックシアー・ジュニアの頑張りもあってリバウンド争いで苦しむが、#4ヴィック・ロー、#88牧隼利、#7ダーラムが続けて3Pシュートを沈めて25-25と追いつく。ここでタイムアウトを取った広島はボールを動かしていくが、ターンオーバーも出て乗り切れない。同点になってから約3分間、スコアが動かず。#13エバンスのフリースロー、#30山崎の3Pシュートと先に得点していったのは広島だったが、琉球は#14岸本、#7ダーラムの得点で追いつくと残り1分、#14岸本のオフェンスリバウンドから#4ローが3Pシュートを成功。34-30と逆転してハーフタイムを迎えた。2Pシュートは琉球6/10に対して広島6/20、3Pシュートは琉球6/18に対して広島5/9。リバウンド争いでは広島の16-15とほぼ互角という前半だった。

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決していい流れがではない中で2Qを20-9とした琉球。3Q序盤、#53カークのダンク、#4ローが3本目のスリー、さらに#7ダーラムのティップイン、#30今村のレイアップと立て続けに決めて43-32と2桁差にする。
いい形でシュートが打てなかった広島だが、#13エバンスのプルアップ3Pシュートからいい流れを作っていく。フリースローでこつこつ返すと、早い展開から#30山崎の3Pシュート、#8ブラックシアー・ジュニアのフリースロー、#13エバンスのジャンパー、#12中村のジャンパーと約5分間で14-0のラン。一気に捉えたが、琉球はすぐに#15松脇圭志が3Pシュートを沈めて46-46と同点に。結局、広島の48-47で3Qを終えた。

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4Qは開始から激しいディフェンスを見せ合う展開に。先に流れを掴んだのは広島だった。#8ブラックシアー・ジュニアに続いて#10上澤俊喜が3Pシュートを沈めて5点差にすると、#10上澤がさらにロング2Pシュートも決めて56-49とした。ここでタイムアウトを取った琉球は慌てずオフェンスを作っていこうとするが、広島は簡単にスペースを与えず。逆にトランジションから#30山崎が3Pシュートを決めて60-49と2桁差を作る。その後は一進一退の攻防となるが、広島は#12中村のレイアップ、#13エバンス、#24ニック・メイヨのプルアップジャンパーで点差をキープ。琉球は終了間際に#14岸本、#4ローが3Pシュートを沈めて望みをつないだが、広島が72-63でシーソーゲームをものにした。

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最終的に広島は、11/18(61.1%)と琉球(10/34で29.4%)を上回る3Pシュート成功数をマーク。琉球から14本のターンオーバーを引き出し、そこから31得点を挙げた。また#8ブラックシアー・ジュニア(10得点)、#12中村(13得点)、#13エバンス(16得点)、#30山崎(14得点)と先発の内4人が2桁得点を記録している。
1勝1敗で迎えるGAME3は5⽉28日(⽕)、19:05 TIPOFFとなる。

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広島が終始リードを保って初優勝を果たす

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連覇を狙う琉球ゴールデンキングス(西地区2位)と初優勝を目指す広島ドラゴンフライズ(西地区3位/ワイルドカード)による「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24」。GAME 1は、スタートダッシュに成功した琉球が反撃を絶って74-62で勝利。続くGAME 2は、良い立ち上がりを見せた広島が一度逆転を許したものの、堅守から得点につなげて再逆転。72-63で逃げ切って逆王手をかけた。5月28日、横浜アリーナで行われたGAME 3は互いの意地が見られる素晴らしい試合になった。

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琉球はGAME1、2と同じ#7アレン・ダーラム、#14岸本隆一、#30今村佳太、#34小野寺祥太、#45ジャック・クーリーがスターターに。広島はGAME2と同じ#8ケリー・ブラックシアー・ジュニア、#12中村拓人、#13ドウェイン・エバンス、#15河田チリジ、#30山崎稜という5人で試合が始まった。
まずいい攻めを見せたのは広島。リバウンド争いで優位に立つと#8ブラックシアー・ジュニア、#12中村がシュートを成功。続けてボールマンに強烈なプレッシャーをかけていく。琉球は残り7分、#45クーリーがインサイドで決めてチーム初得点。さらに早い展開から#7ダーラムが、リバースレイアップを沈める。そのまま流れを作りたい琉球は、気迫のディフェンスを見せるが、広島は日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24で57.8%という3Pシュート成功率をマークしている#30山崎、そして#12中村が連続3Pシュートを成功。すぐに琉球#14岸本の3Pシュート、#4ローのフィールドゴールで12-12と追いつかれたが、終盤に#15河田のダンク、#7船生誠也の3Pシュートで追加点を奪って17-12として1Qを終えた。

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2Qは立ち上がりから3Pシュートの応酬に。広島はまず#10上澤俊喜が3Pシュートを沈めると、すぐに琉球#15松脇圭志がディープ3Pシュートを成功させる。その後も、うまくズレを作って攻めていく広島は、#8ブラックシアー・ジュニア、#24ニック・メイヨが立て続けに3Pシュートを決めて26-15と2桁差に広げた。これ以上離されたくない琉球は、#14岸本をコートに戻す。すると、すぐにディープ3Pを成功。さらに#4ローの3Pプレー、速攻につないで4点差とした。その後も僅差で進んでいったが、広島の35-29でハーフタイムを迎えた。前半、2Pシュートでは広島が8/16で琉球が7/16、3Pシュートでは広島が6/16、琉球が3/13といずれも広島が上回った。

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3Qファーストオフェンスで、琉球は#30今村がこの試合初得点を奪うと、続くオフェンスでもフローターを決めて33-35と迫る。しかし、広島は同点にさせない。#8ブラックシアー・ジュニアのペイントエリアでの得点、#30山崎のコーナー3Pシュート、#13エバンスのレイアップ、フリースローと続けて46-35と再び2桁差に広げた。琉球は終盤に、#7ダーラムのキックアウトから#4ローが3Pシュート、広島#15河田から4ファウル目を引き出して#30今村がフリースローを2本きっちり決め、40-46と6点差にして3Qを終えた。

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流れは琉球に傾きつつあるかと思われたが、4Q開始から得点を重ねたのは広島。#30山崎のアシストで#24メイヨの3Pシュートにつなぐと、#30山崎のフリースロー、#34三谷桂司朗のレイアップで追加点。琉球は#45クーリーがインサイドで、#30今村がレイアップを決めたが、残り5分で広島の53-44と9点差を作った。
オフィシャルタイムアウト後、琉球は#30今村がディフェンスを切り裂いてレイアップを成功。7点差となるが、直後に広島#30山崎は3Pシュートの機会をきっちり決めて56-46。さらに#13エバンスが、連続してターンシュートを決める。残り2分16秒で60-46に。琉球はバックコートからプレッシャーをかけていき、ファウルゲームを展開したものの、広島が65-50で勝利。一度もリードを許すなく逃げ切り、ワイルドカードから初優勝を果たした。
スタッツを見ると2Pシュート(広島14/32、琉球14/32)、フリースロー(広島10/14、琉球10/13)はほぼ同じ。3Pシュートは広島が9/26で琉球は4/24と差が付いている。

日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 チャンピオンシップ最優秀選手賞(MVP)

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#30 山崎 稜(広島)

日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 日本生命ファイナル賞

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#12 中村拓人(広島)

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