B.LEAGUE 2019-20シーズン 全試合中止のお知らせ
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン:大河正明 以下「B.LEAGUE」)は、B.LEAGUE 2019-20シーズンB1第33節以降、B2 第31節以降(第27節代替試合も含む)の今後全試合を中止、また2019-20シーズンのポストシーズン(Bリーグチャンピオンシップ、B2プレーオフ、B1残留プレーオフ、B1・B2入れ替え戦、B2・B3入れ替え戦)の中止を決定いたしました。
B.LEAGUEはバスケで日本を元気にするという使命のもと、シーズン再開の方法を最後まで模索し続けましたが、新型コロナウイルス感染症の海外及び国内での感染拡大により、選手、クラブ、ファンの皆さまの心身の健康を最優先に考え、今シーズンの全試合中止を決断いたしました。試合再開を楽しみにお待ちくださった皆さまには、心よりお詫び申し上げます。
バスケの力で日本を元気にしたいという想いは変わらず、選手、クラブ、ファンの皆さまが安全に全力で臨めるB.LEAGUEをお見せできるよう準備して参ります。
なお、全試合を実施できていない状況ではありますが、2019-20 B1B2リーグ戦試合実施要項第9条〔順位決定の方法〕を準用し、B.LEAGUE 2019-20シーズンのリーグ戦各地区の順位および各地区の優勝クラブは下記の表の通りになります。
また、2020-21シーズンに向けての昇降格対象クラブについては、降格は実施せず、昇格対象は2クラブとなり、2020-21シーズンB1所属20クラブ、B2所属16クラブとなることがあわせて決定いたしました。昇格対象チームについては、2020-21シーズンライセンスの交付判定が行われたのち、2020年3月27日現在のB2リーグ戦の18クラブの勝率上位からライセンスが交付された2クラブが昇格対象クラブとなります。
<大河チェアマンコメント>
この度、今シーズンの全試合中止の決定をしました。
このようなときだからこそバスケットボールで日本を元気にしたいという思いで、なんとか少しでも試合の開催を残す可能性がないか、どのような選択肢が考えられるのか、私どもとして出来る限りの検討を重ね、議論を尽くしましたが、今の情勢を考えるとこの形が最善と考え、決断するに至りました。
日本のプロバスケットボール界を発展させていくべき立場としても、またバスケットボールを愛する一人の人間としても、非常につらい決断になりました。歯を食いしばって一緒にこの苦難に立ち向かっている選手、スタッフ、クラブや関係者の皆さま、そして試合を楽しみにしてくださっているファンの皆さまの気持ちを想うと、胸が引き裂かれる思いです。
しかし、皆さまの健康以上に大切なものはありません。いま世界的に大変な状況が続いていますが、まずは皆さまが健康でいらっしゃることを心からお祈りしております。
そして、試合をすることはできませんが、B.LEAGUEがなくなるわけではありません。厳しい決断が続き、試合のない状況でも有難いことにたくさんの応援の声や激励のお言葉をいただいています。いま私たちができること、皆さまにお届けできることを考え、実行していきたいと思います。
この苦難を皆で団結して乗り越え、またB.LEAGUEのワクワクする試合をファンの皆様にお見せできるように、そして試合会場で、映像を通じて、また皆さまと再びお会いできるように、全力で準備をしてまいります。
●B.LEAGUE 2019-20シーズン B1リーグ戦最終順位
東地区
中地区
西地区
●B.LEAGUE 2019-20シーズン B2リーグ戦最終順位
東地区
中地区
西地区
※リーグ戦地区優勝