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2024.09.04

インドネシアにて「B.LEAGUE Management Base Asia with IBL」と 「B.LEAGUE Hope Asia Jr. Clinic Jakarta with IBL」を開催

  • RELEASE
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ (東京都文京区、チェアマン:島田慎二 以下「B.LEAGUE」) は、インドネシアバスケットボールリーグ(以下「IBL」)との協定の一環として、インドネシアのジャカルタにて「B.LEAGUE Management Base Asia with IBL」と「B.LEAGUE Hope Asia Jr. Clinic Jakarta with IBL」を開催いたしました。

2023年12月5日に日本とインドネシアのバスケットボールの交流とビジネスの架け橋となることを目的としたパートナーシップの締結をしており、第一弾の取り組みとして、IBL所属クラブの職員向けワークショップとインドネシアのこども向けにクリニックを実施しました。

■8月30日(金)開催 「B.LEAGUE Management Base Asia with IBL」
今回のワークショップはリーグモデル海外輸出の第一歩としてB.LEAGUEが持っているナレッジをIBLのオーナー・スタッフへ共有することを目的に開催されました。ワークショップはクラブオーナー向けのセッションとクラブマネージャー向けのセッションの二本立てで実施、クラブオーナーに向けては、「クラブの健全な運営のためにどのようなサイクルでファンベースを拡大し、収益に繋げるか」を共有しました。クラブマネージャー向けには、「B.LEAGUEのクラブが集客のために行っている取り組み」などを共有しました。また、今回のワークショップではEY Japanさんにご協力いただき、日本国内のスポーツビジネスモデルや、収益拡大に向けた取り組みの重要性を説明いただきました。ワークショップには全14クラブ総勢42名のIBL関係者が参加しました。


【参加者コメント】
■セッションに参加したIBLクラブオーナー
アジアでトップのリーグがなぜこんなにも短期間で成長していったのか、また各クラブの経営や集客で大切にしていることは何かを学びたいと思い、今回のワークショップに参加しました。ワークショップに参加して、バスケットボールのクラブ運営によって着実に利益が出せることを理解できました。ファンの獲得の重要性や、マネタイズするためのサイクルなども学びになりました。
今シーズンは初のホームアンドアウェー方式での開催となり、運営することに注力していました。来シーズンからは売上を意識していきたいです。現状、アリーナを作っていくことは少しハードルが高いですが、地域の自治体に認めてもらえるように少しずつ取り組みを進めていきたいです。


■8月31日(土)開催 「B.LEAGUE Hope Asia Jr. Clinic Jakarta with IBL」
翌日には「B.LEAGUE Hope Asia Jr. Clinic Jakarta with IBL」を開催いたしました。今回はバスケットボールをプレーするこどもの周り(コーチ・保護者)にも理解を広げるアプローチをしていきたいということで①コーチクリニック ②キッズクリニック ③保護者クリニックと3種類のクリニックを実施し、総参加人数は約115名(①コーチクリニック:16名 ②キッズクリニック:49名 ③保護者クリニック:約50名)となりました。
コーチクリニックでは、勝つことがすべてではなく、バスケットボールを好きになってもらうこと、グラスルーツを育てることがいかに重要かというメンタル的な側面にくわえ、トランジションオフェンスの組み立て方、考え方などのコート上での技術を説明しました。キッズクリニックではドリブル、フィニッシュ、ディフェンスなどの基礎練習を行った後に、チーム対抗戦でシュートゲームを実施しました。また、保護者クリニックではこどもたちに対する試合前、試合中、試合後での適切な声のかけ方や、日々の練習へのサポート方法などを説明しました。

【参加者コメント】
■コーチクリニック参加者
スキルだけではなく、内から出るエネルギーがどれだけ大切かを学ぶことができました。またこどもたちへの接し方や、バスケを好きになってもらう気持ちを大切にしていきたいです。よりバスケが人気になるように僕らも力を合わせていきたいです。


■キッズクリニック参加者
実際にプロの選手に会って、教えてもらえてとても楽しかったです。バスケットを始めて、少ししか(時間が)経っていないけれど、どんどん好きになっています。コーチから学んだことを今後の試合に生かせるように、練習を頑張っていきたいです。
 


■保護者クリニック参加者
このような機会に、感謝しています。通常のクリニックとは違い、親へのクリニックもあり大変勉強になりました。これからもこどもが望むようにしっかりとサポートができるよう心がけていきたいと思います。


【参加選手コメント】
■Abraham Damar Grahita選手
(2022-23シーズン ベルテックス静岡に在籍、現在はSatria Muda Pertaminaに所属。)
このような機会をくれた、IBLとB.LEAGUEに感謝したいです。2022-23シーズンはB3でプレーできたので、このような活動をB.LEAGUEとジャカルタでできたことはすごく嬉しい気持ちです。実際にこどもたちと触れ合って、エネルギーを貰うことができました。また、自分自身もクリニックを実施することはありますが、コーチクリニックや親クリニックはとてもユニークだと思いました。

■Yudha Saputera選手 
(現在Prawira Bandungに所属)
自分がこのくらいの年の頃を思い出しました。参加してくれたこどもたちは、昔の自分よりもスキルもあって上手でした。今の時代はSNSを活用して、スキルなどを学べるの上手くなって、プロの選手になってほしいと思います。

【コーチ コメント】
■カルロス・バロッカ コーチ
(元NBAアジアバスケットボールオペレーションバイスプレジデント)
NBA時代にB.LEAGUEともIBLとも一緒に仕事をしてきたが、またアジアで一緒にできることを嬉しく思います。今回は通常のクリニックに加えて、親のクリニックも大切だと考えています。インドネシアの親たちはこどもがやりたいことに100%コミットして家族で応援するカルチャーがあります。こどもたちを良い方向へ導けるようにしたいです。よりアジアでバスケットボールを普及させることに貢献出来たらと思います。