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2016.09.21

ICTサービスパートナーとして富士通株式会社との契約を締結

  • RELEASE

公益財団法人日本バスケットボール協会(所在地:東京都文京区 会長:三屋裕子 以下「JBA」)と公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(所在地:東京都文京区、理事長:大河正明 以下「B.LEAGUE」)は、富士通株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田中達也 以下「富士通」)と、ICT(※1)サービス部門におけるパートナー契約を締結しましたことお知らせいたします。

富士通はB.LEAGUEの3つのミッションに基づき、「データ・マネジメントサービス」や「デジタルマーケティングプラットフォーム」、「スマートアリーナソリューション」などの世界最先端のスポーツICTを提供し、日本のバスケットボールの発展に寄与していきます。

【1】「世界に通用する選手やチームの輩出」を実現するための「データ・マネジメントサービス」の提供

バスケットボールのプレイヤー戦歴や指導者などのキャリア情報は、所属チームや学校ごとに個別管理されていましたが、一元管理が可能な「データ・マネジメントサービス」をJBAに提供。簡単に検索できることにより、抜け漏れなく優秀な人材の発掘が可能となり、強化選手や日本代表選手の選出を効率的に行うことができます。

【2】「エンターテイメント性の追求」を支援する「デジタルマーケティングプラットフォーム」の提供

試合やイベント参加などの顧客情報を一元管理する「デジタルマーケティングプラットフォーム」をB.LEAGUEに提供。データを分析することで、試合に関する情報だけでなく、エンターテイメント性を高めるためのファンの趣味嗜好に沿ったパーソナライズされた情報提供が可能になります。

【3】「夢のアリーナの実現」のための「スマートアリーナソリューション」の提供

開発中の自由視点映像(※2)設備を始めとする最先端の「スマートアリーナソリューション」の提供により、各チームのホームアリーナを中心とした地域と密着したコミュニティーの創造やまちづくりに貢献することが可能となります。

(※1)ICTについて

Information and Communication Technologyの略。
情報・通信に関する技術の総称。IT=情報技術に通信コミュニケーションを加味した言葉。

(※2)自由視点映像生成技術

複数のアングルで撮影したカメラ映像から被写体の3次元構造を解析することにより、自由な視点から見ることのできる映像を生成。カメラが置けない方向からの迫力ある映像を生成することにより、アリーナやテレビ、タブレットでの新たな視聴スタイルを提供し、エンターテイメント性の向上を図ります。

富士通株式会社により実施された記者会見コメント

記者会見概要
【日 時】平成28年9月21日(水) 10:00~11:00
【会 場】セルリアンタワー東急ホテル 39階 「ルナール」
【登壇者】富士通株式会社 代表取締役会長 山本 正已
富士通株式会社 執行役員常務 廣野 充俊
公益財団法人日本バスケットボール協会 エグゼクティブアドバイザー 川淵 三郎
【出席者】富士通株式会社 執行役員専務 髙綱 直良
公益財団法人日本 バスケットボール協会 会長 三屋 裕子
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ 理事長 大河 正明
主な登壇者コメント要旨

富士通株式会社 取締役会長 山本 正已
「本日、日本バスケットボール協会(JBA)および B.LEAGUE のスポンサーとなることのご報告ができますこと、大変うれしく思います。
これから弊社は、JBA/B.LEAGUE のパートナーとして、特に B.LEAGUE が目指されている 3 つの使命、
①世界に通用する選手やチームの輩出
②エンターテイメント性の追求
③夢のアリーナの実現
に対して、世界最先端のスポーツ ICT で貢献していきたいと思っています。
また、B.LEAGUE45 クラブが拠点とする 33 の自治体を通じて、スポーツ・文化市場の振興、高齢者や障がい者に対するユニバーサルデザイン、観光や防災などのまちづくり、ひいては地域活性化に向けたムーブメントを起こしてまいりたいと思います。
弊社は、バスケットボール業界はもとより、スポーツの振興・発展に向けて、ますます貢献してまいりますので、ぜひご期待ください」

JBA エグゼクティブアドバイザー 川淵 三郎
「このたび、富士通さまとこのようなパートナー契約ができましたこと、心よりうれしく、またありがたく思います。
思い返せば、私がまだJBA会長、B.LEAGUEチェアマンだった1年以上も前から、富士通さんとさまざまなお話をさせていただきました。そのなかで本年5月、富士通さまのフォーラムでスマートアリーナをはじめとするスポーツICTを拝見し、富士通さんは日本のバスケットボールを変えてくれると確信いたしました。
先のリオデジャネイロオリンピックでは、おかげさまでバスケットボール女子日本代表が奮闘してくれましたが、富士通さんの所属選手も代表の一員として活躍してくれました。また、サッカーの川崎フロンターレの例を挙げるまでもなく、富士通さんは地域に密着した活動にも注力されており、いま私たちバスケットボール界が一丸となって取り組んでいる「バスケで日本を元気します」という理念の実現に向け、私が思い描いているバスケットボール、そしてスポーツに対する夢を、富士通さまの最新テクノロジーで実現していただけるものと、大いに期待しています
明日B.LEAGUEが開幕しますが、私はその演出などは一切知りません。当日、会場でその感動を味わおうと思っているからです。どんなインパクトが待っているのか。新しい日本のバスケットボールの幕開けが、本当に楽しみです」

JBA 会長 三屋裕子
「私の使命はバスケットボールファミリーをより一層増やしていくこと。そのなかで、今回富士通さんがパートナーになっていただいたことは、大きな力となってくれるものと思います。草の根レベルの普及から育成、そして代表の強化に至るまで、富士通さんのテクノロジーをいかにして生かしていくか。これからは今まで以上の可能性をもって、さまざまな面で積極的に取り組んでいきたい。
今日の富士通さんとのパートナー契約もそうですし、明日はB.LEAGUEが開幕します。私はいま、バスケットボール界の当事者の一人として、スポーツ文化の新たなスタート地点に立ち合えることに、非常にワクワクしています。日本のバスケットボールを絶対に成功させます」

B.LEAGUE チェアマン(理事長) 大河 正明
「本日、富士通さんとパートナーとなれたことを大変うれしく思います。いま、B.LEAGUEとしては夢のアリーナを一つのキーワードとしていますが、富士通さんのスマートアリーナ技術をもってすれば、その夢はきっと近い将来実現するものと思っています。プレイヤーと観客を結び付け、さらに多くの方にもアプローチしていけるようになることで、B.LEAGUEはさらなる可能性に満ち溢れるものとなりました。
明日いよいよリーグは開幕します。いまは人事を尽くして天命を待つ心境。心穏やかにその日を迎えたいと思っています」