B.LEAGUEアナリスト 佐々木クリスの第10節展望
第10節の見どころをB.LEAGUE 公式アナリスト 佐々木クリスの眼で要チェック!
■B1各試合のみどころ
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■B1各試合のみどころ
川崎ブレイブサンダース×サンロッカーズ渋谷
共にリーグトップクラスのオフェンスリバウンド数を獲得する両チームの対戦は、そこからあげるセカンドチャンスポイントでも威力が伺える。※2位(川崎)、6位(SR渋谷)
リバウンドランキング11位までに川崎#00デービス、#22ファジーカスとSR渋谷の#55ハレルソン、#6サクレがひしめき合う肉弾戦の様相だ。
ただし1試合あたり3PシュートやFTからあげる得点の両チームの差は合計で7.6点分川崎がリード。ペイント内であげる得点も6.5得点分開きがあり、攻撃面は全ての面で川崎が上回る。SR渋谷は相手に与えるFG成功率、相手から誘うTOVの頻度共にリーグ3位。開幕から2ヶ月間で築き上げてきた守備を武器に上位浮上を狙う。
- ・試合日時
12月1日(金) 19:05
12月2日(土) 18:05 - ・会場
川崎市とどろきアリーナ - →B.LEAGUEチケット
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大阪エヴェッサ×西宮ストークス
全員で情熱を注ぐ守備から、速攻に転じ、早い攻撃を繰り出す頻度はリーグで4番目ながらも、西宮があげる速攻からの得点はリーグで7番目に低い。
一方、大阪のトランジション・ディフェンスは14位。当然西宮との対戦チームは速攻を警戒するが、今節は西宮にとって決定力を高める好機かも知れない。
大阪はプレータイムの増加を追い風に代表合宿にも参加した、現在チーム最多の平均12.2点をあげている#27 熊谷が注目選手。西宮が控えから起用する#2バーンズが12試合続けて20分以下の起用になっている。昨季も19分に満たない平均出場時間で戦いながらB2を制する事が出来たが、ここをどう捉えるか。
- ・試合日時
12月1日(金) 19:05
12月2日(土) 15:05 - ・会場
エディオンアリーナ大阪 - →B.LEAGUEチケット
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島根スサノオマジック×レバンガ北海道
平均で2桁得点をあげる選手が13.7得点の#40スコットのみとなってしまっている島根。1回あたりの攻撃で何点生み出せるかの得点効率でもチームはBリーグ最下位に甘んじてしまっている。それでも速攻を繰り出せば決定力はリーグ3位。10.6%しかない頻度をあげるテコ入れが攻撃向上の特効薬となるかもしれない。
対する北海道はアグレッシブな守備から速攻に転じる頻度がリーグNO.1と3番目に少ない島根とは対照的だ。ただし鉄人の異名を持ち前節では500試合連続出場の偉業も達成した#11桜井が怪我で天皇杯を欠場。同じく怪我を抱える#2ウィッティントンに加え、カナダ代表としてワールドカップ予選に参戦した#15トラソリーニのコンディションも100%は求めにくい。
天皇杯も挟んだイレギュラーなスケジュールは吉と出るか凶と出るか?両チームの戦いに注目だ。
- ・試合日時
12月1日(金) 19:05
12月2日(土) 14:05 - ・会場
松江市総合体育館 - →B.LEAGUEチケット
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シーホース三河×アルバルク東京
両チーム共に複数の代表選手を擁し、言わずと知れた強豪クラブ。さらに東地区中地区の1位同士の激突!!三河はBリーグ最長連勝記録を更新中となれば自ずと注目が集まるのは必至。リーグ広しとは言え、その連勝記録をストップさせることができる可能性が高いクラブは少なく、A東京に期待するファンも多いだろう。当然三河にも一歩も引かない姿勢を期待する。
共に走るタイミングを選ぶ両チームは、基本的にはハーフコートでの精度の勝負。互いの得点効率の高さはFG%、3P%などからも一目瞭然だ。
三河の#6比江島、#14金丸、A東京の#24田中、#18馬場とウィング・アウトサイド陣の対決もリーグ屈指。ただし、代表選手が多ければホーム&アウェーを戦った疲労も想定され、ファンにとっては一足先に訪れたクリスマスプレゼントは、期待通りの中身でない事も予期しておくべきだ。
- ・試合日時
12月2日(土) 14:05
12月3日(日) 14:05 - ・会場
ウィングアリーナ刈谷 - →B.LEAGUEチケット
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名古屋ダイヤモンドドルフィンズ×京都ハンナリーズ
リーグで2番目に高い確率で相手にシュートを決められてしまう名古屋D。相手から誘うターンオーバーの頻度も平均的。守備では急速な改善は難しいだけに、今節でも主導権を握る為には攻撃が好調である事が欠かせない。
今季2連勝以上していない京都。西の首位奪還の為には今節2連勝して次節島根を迎え撃ちたいところ。リーグでも最も多いFTからの得点はリングに向かう明確な指針。攻撃では名古屋Dから多くのファウルも誘えるはずで、注力すべきはディフェンスと言える。
京都#3伊藤は前節2試合目の千葉戦で今季最多38分間の出場。9/12と高確率でFGを沈め17得点、敗戦の中でも気を吐いた。名古屋Dの日本人最多得点#24笹山選手との若手PG対決にも注目が集まる。
- ・試合日時
12月2日(土) 14:05
12月3日(日) 14:05 - ・会場
愛知県体育館 - →B.LEAGUEチケット
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栃木ブレックス×三遠ネオフェニックス
栃木#10 竹内と三遠#8 太田という日本を代表するビックマンのマッチアップが期待される今節。
栃木は今季初開催となる鹿沼で勝利し、他の東地区クラブとの差を少しでも早く縮めたい。攻守でチームを牽引する#32 ロシター中心に、堅実なプレーで勝利への執着心を表すことが重要になる。一方三遠も、混戦の中地区でリードするためにも勝ち星は譲れないだろう。平均20.8得点を記録する#20 マーティンの攻撃力を生かすと同時に、ここ4試合FGが7/31と不発に終わっている#73 田渡の復調が鍵となりそうだ。
オフェンスリバウンドの獲得が生命線の栃木、守備への切り替えを優先してオフェンスリバウンドにはあまり参加しないスタイルの違いにも注目したい一戦。
- ・試合日時
12月2日(土) 15:05
12月3日(日) 16:05 - ・会場
鹿沼総合体育館フォレストアリーナ - →B.LEAGUEチケット
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新潟アルビレックスBB×千葉ジェッツ
得点ランキングトップの外国籍選手・日本人選手を擁するクラブの対決となる。
新潟は平均28.5得点の#54 ガードナーを主軸に#7 五十嵐・#31 城宝のベテラン勢も好スタッツを記録。また、ターンオーバー数がB1クラブの中で最も少なく、平均得点4位を誇る手堅い攻撃が武器だ。千葉はチームに勢いを与える#2 富樫(平均17.1点)の活躍はもちろん、攻守ともに貢献度の高い#21 エドワーズ、帰化選手として今節優位性が作れる#3パーカーにも期待が高まる。スティール数2位、ブロック数3位を誇るだけでなく、相手のFG成功率を40.9%に抑える強固なディフェンスで新潟のリズムを崩したい。
両者ともに相手のエースをどう捌くかが勝負の文になるだろう。
- ・試合日時
12月2日(土) 17:05
12月3日(日) 14:05 - ・会場
シティホールプラザ アオーレ長岡 - →B.LEAGUEチケット
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横浜ビー・コルセアーズ×琉球ゴールデンキングス
5連勝中と勢いに乗っている琉球と、怪我人の続出で浮上のきっかけをつかめない横浜の対戦。
琉球好調の要因の一つはオールラウンダー#24 田代の先発抜擢だ。
先発定着前の平均得点は、1.2得点だったが、先発定着後は平均10得点と一気に活躍し始めた。先発に抜擢されてからチームも5連勝と、浮上のきっかけとなっている。
怪我で離脱していた#51 古川が復帰後6試合とも17分以下の出場に抑えられたのも田代の台頭による効果だろう。古川は代表に参加するもチームはまだまだ焦らせる必要がない。
対する横浜は、第8節に1勝をあげるも水面は遠く、得点源の#4 パーマー、ベテランの#25 竹田を怪我は更に錘を抱える事となった。それでも横浜に勝機があるとすれば、#34 サビートの存在だろう。NBAドラフト全体2位指名された気概を見せつつあり、ここ4試合で平均18.8得点を記録、高さを活かしたパフォーマンスで琉球を苦しめたい。
- ・試合日時
12月2日(土) 18:05
12月3日(日) 14:05 - ・会場
横浜国際プール - →B.LEAGUEチケット
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富山グラウジーズ×滋賀レイクスターズ
現在相手攻撃1回あたりの失点=失点率でワースト4に入る3チームとの対戦を11月に6試合行った富山は、月間平均85.5得点と得点を伸ばし、強豪川崎を撃破するなど健闘を見せた。 課題はディフェンス面で、11月の平均失点が83.5得点となっており、+2点は得失点差として大きな優位性ではない。#11宇都に率いられるハイテンポな攻撃が強味なのは間違いない、失点数を減らすことが出来れば連勝連勝で中地区2位のライバル新潟との12/23、24対決も迎えられる。
対する滋賀は、ここ10試合で7勝3敗と強調ながら直近では新潟に2連敗と再び勝率5割を下回った。 富山の宇都(平均6.8アシスト、アシストランキング1位)にも引けを取らずアップテンポなスタイルを好むPG#7 並里(平均6.3アシスト、アシストランキング2位)にもチームの牽引が期待される。
直接対決で、サイズのミスマッチを利用するのであれば#11 宇都が有利か。並里のフィジカルも侮れない。手に汗握るハイテンポな試合になることが期待される。
- ・試合日時
12月2日(土) 18:05
12月3日(日) 13:05 - ・会場
富山市総合体育館 - →B.LEAGUEチケット
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■今週のBEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK