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B.LEAGUE MONTHLY MVP by 日本郵便

2023年10月度

三遠ネオフェニックス

PF #4 コティ・クラーク

選手プレー動画

受賞コメント

素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
私を信頼し、信じてくれたチームメイトとコーチ陣に感謝していますし、そんな仲間たちのおかげで自分の能力を最大限に発揮することができました。個人としても初めての受賞となり、これ以上何が得られるのだろうかと思うほど非常に光栄です。改めて、チームメイト、そして三遠ネオフェニックスのファン・ブースターの皆さんに心から感謝いたします。
良いシーズンにできるようチーム一丸となって戦っていきますので、引き続き熱いサポートをよろしくお願いします。

佐々木 クリス選考委員長

選考委員会の総意にて2023年10月のMonthly MVPは三遠のコティ·クラーク選手に決まりました。クラーク選手並びにクラーク選手を支えるご家族、そして共に戦うチーム関係者の皆さまに心よりお祝い申し上げます。

新たなシーズンのMonthly MVP選考過程は、開幕からのリーグ戦同様大変白熱したものとなりました。これまでにもリーグを賑わせてきた国内外出身のスター選手に、新たにB.LEAGUEデビューを果たした猛者たち。全ての選手たちが改めてバスケットボールの素晴らしさを開幕からパフォーマンスで見せてくれており、選考が難航したこともリーグ全体で見れば喜ばしいと一言に尽きると思います。

素晴らしい候補者たちの中からMVPに選出されたクラーク選手は、攻撃において様々なスタイルで得点。スポットアップ、ポストアップ、オフスクリーン、ピック&ロール、ボールハンドラー、どれをとってもリーグ上位の得点効率でチームの柱となり、10月に三遠があげた得点の20.7%を占めて大黒柱ぶりを発揮。守備ではスイッチやZONEなどチェンジングも多用するシステムの中、内外で貢献。平均31.5分の出場時間で平均±(該当する選手が試合に出ているときのチームとしての得失点差)は+12と傑出。加えて10月中は得点、リバウンド、アシストの3部門全てでチームを牽引。各項目でリーグ6位-10位-10位と相対的に見てもエリートクラスに達しており、スティールでも4位とオールラウンダー振りはスタッツにもしっかりと反映されています。最終的にはこの大黒柱振りが10月を8勝1敗で終える三遠の躍進に繋がっていることがMVP選出の最大の理由となりました。

クラーク選手が Monthly MVPに選出されたBリーグ 8シーズン目の開幕はFIBAバスケットボールワールドカップ2023で躍進した男子日本代表の追い風をしっかりと受け止め、さらに気運を高める素晴らしいパフォーマンスの数々が繰り広げられました。僕自身、群馬のコートサイドで観戦した横浜BC 河村選手の40点越えパフォーマンスは壮観でしたし、千葉Jの富樫選手と共に、身長172cm、167cmのPG2人が得点のトップを走ることに時代の変化も感じております。またA東京、三遠と共に10月を8勝1敗で駆け抜けた大阪のアンジェロ·カロイアロ選手も平均30.3分の出場時間でFG成功率54.7%から20.6点を創出。±も+11.7とクラーク選手の貢献と甲乙つけ難いパフォーマンスで圧巻のB.LEAGUE デビュー。そのほかに今季限りで引退を表明している川崎のファジーカス選手はキャリアの最終章にあって今後もMonthly MVP候補に何度も上ることを改めて実感。オーストラリア代表で島根でプレーするケイ選手がまだまだ過小評価されていることも今後変わって行くかもしれません。この場で全ての選手に賛辞を送ることは叶いませんが、今後も日本各地で『ココロ、たぎる。』パフォーマンスの数々を期待しております。

正中 岳城選考委員

いよいよ心待ちにしていたB.LEAGUE 2023-24 SEASONが開幕し、10月の月間MVPは、開幕ダッシュに成功した三遠からコティ・クラーク選手を選出いたしました。
新天地においても、好調なチームの開幕ダッシュに直結する、得点・リバウンドなど攻守におけるオールラウンドな貢献が選出理由となります。

また、大阪エヴェッサの好調を支えるアンジェロ・カロイアロ選手の的確なプレー選択でゲームテンポをつくり出し、インパクトを与える活躍も印象的でした。
この他、千葉J・富樫選手や島根・安藤選手の両PGの安定したプレーによる勝利への貢献、昨季レギュラーシーズンMVPの横浜BC・河村選手の自信と勝利へのこだわり・気概に溢れたプレーなど、リーグを代表するPG陣の活躍についても言及しないわけにはいかない10月のハイライトであったと思います。

松島 良豪選考委員

2023-24シーズン最初のMonthly MVPコティ・クラーク選手本当におめでとうございます。10月は各チームにおいてチームルールやケミストリーが統一されるのがまだまだ難しい中、昨シーズン怪我人にも悩まされ、チーム成績が満足いく結果ではなかった三遠ですが、今シーズンは最高のスタートダッシュができていると思っています!その中心選手となっているのが今シーズンから加入したコティ・クラーク選手ですね。得点、アシスト、リバウンドにおけるチームトップの活躍はとても素晴らしいものがあると思っています。それに加えて勝負所でのタフショットやロング3Pは相手チームにとって非常に抑えることのできない選手だと思っています。オールラウンドに活躍するコティ・クラーク選手から目が離せません。みなさん是非会場に足を運び見てみましょう!

B MY HERO!特派員

10月度のMonthly MVPに選ばれたコティ・クラーク選手は今シーズンの新加入選手とは思えない程、三遠のバスケットにフィットし4試合でダブルダブルを記録する驚異的な活躍を見せており、間違いなく三遠の連勝を支えるプレイヤーとなっています。

その他にも、大阪のアンジェロ・カロイアロ選手とショーン・ロング選手は開幕スタートダッシュを成功させた大阪の中心的存在であり、その活躍は目を見張るものがありました。
島根の安藤誓哉選手も昨年よりプレータイムが長くなった中で、「チームの勝利への貢献」「個人のスタッツ」の両方でバランス良く活躍しておりました。
横浜BCの河村勇輝選手は平均的に高いパフォーマンスでチームを牽引しており、特に1試合で40得点を記録した試合は大変インパクトがありました。

受賞選手には、アーティストの田村大氏が描くオリジナルの受賞選手イラスト入り表彰楯と、日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 千田 哲也)より副賞として、「ふるさと小包」と「ぽすくまのぬいぐるみ」が贈られます。

イラストへの選手コメント

とてもかっこいいです!描いていただいた田村さん本当にありがとうございます。
チーム、スタッフ、ファン・ブースターの皆さんのおかげで受賞することが出来ました。
今までやってきたことがこの賞にあらわれたと思うので、全員に感謝したいです。

田村 大氏のコメント

力強く縦横無尽なオールラウンダー、観ているとシュートするボールにまでそのパワーが乗り移っている感覚になります。
敵になると厄介すぎて、味方になればこんなにも頼もしい選手はなかなかいないかと思いますし、それをワンシーンで現すのは難しかったですが、一番はコティ選手が絵を見て喜んで下さったら嬉しいです。おめでとうございます!