B2西地区6位でシーズンを終えた神戸ストークスは4月28日、特別指定選手として在籍したポイントガードの野溝利一と、2025－26シーズンの選手契約を締結したと発表した。

　神戸の来シーズン契約選手第一号となった野溝は、現在22歳の若手ホープ。今シーズン途中に特別指定選手として加入すると、今月こけら落としされたGLION ARENA KOBEでの初戦で、オーバータイムに持ち込む劇的な3ポイントシュートを沈めた強心臓の持ち主でもある。

　特別指定選手としてプレーした今シーズンは、リーグ戦30試合に出場し、1試合平均6.2得点1.7アシストを記録。3月26日のライジングゼファー福岡戦では9本の3ポイントを含むキャリアハイの32得点と爆発し、勝利に貢献した。

　同日にゼネラルマネージャー就任が公表された九里大和氏は、「彼のスピードを生かしたプレー、強気なアウトサイドシュートはもちろん素晴らしいですが、野溝選手が最も優れている点は、常にもっと上手くなろうとするハングリーなメンタル面です」と高く評価。「現状に満足せず、常に上を向いてプレーし続けてくれる、野溝選手と契約できたことをうれしく思っています」と、クラブ公式サイトに期待の言葉を寄せた。

　神戸は同日に8選手との契約満了を発表しており、Bプレミア前のラストシーズンに大きく舵を切ることになった。非凡な得点力を見せる165センチの小兵PGに大きな期待が集まる。

▼野溝利一のコメント
「2025－26シーズンも神戸ストークスでプレーできることに感謝しています。また、プロキャリアを神戸ストークスで始められることをとてもうれしく思います。携わってくださる全ての方への感謝を忘れず、日々成長しています。アリーナでのたくさんの応援をお待ちしています！」

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