群馬クレインサンダーズが悲願のCS初出場…トレイ・ジョーンズのクラッチ3Pで宇都宮に連勝
4月27日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」のB1リーグ第35節が開催され、東地区3位の群馬クレインサンダーズが、同1位の宇都宮ブレックスとアウェーで対戦した。
第1戦に77-61で勝利した群馬は、試合開始から11-0のランを作り、最高のスタートを切る。藤井祐眞が8得点とチームをけん引し、21-9で第1クォーターを終えた。さらに、続く第2クォーターでは辻直人が8得点と存在感を発揮し、41-28と点差を保って試合を折り返す。
迎えた第3クォーター、D.J・ニュービル、比江島慎、ギャビン・エドワーズらに活躍を許し、66-57と点差を詰められる。勝負の第4クォーター終盤、宇都宮に3連続3ポイントを決められて逆転されるも、直後に辻が長距離砲を決め返して再逆転。しかし、試合残り9秒の場面でエドワーズのバスケットカウントを決められ、同点とされてしまう。フリースローが外れて同点のまま迎えた群馬のラストプレー、トレイ・ジョーンズの値千金の3ポイントが決まって群馬が勝ち越すと、ラスト1.9秒を守り切り、84-81で激闘を制した。
4連勝を飾った群馬は、藤井が19得点、辻が14得点、ジョーンズが13得点9アシスト、ケーレブ・ターズースキーとヨハネス・ティーマンが11得点をマーク。この結果、「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」への初出場が決定した。
一方、敗れた宇都宮は、ニュービルが17得点8アシスト、比江島が14得点6リバウンド、グラント・ジェレットとアイザック・フォトゥが13得点、エドワーズが11得点と奮闘した。
■試合結果
宇都宮ブレックス 81-84 群馬クレインサンダーズ(@ブレックスアリーナ宇都宮)
宇都宮| 9|19|29|24|=81
群 馬|21|20|25|18|=84
【動画】これがエースの仕事。試合残り9.8秒、ジョーンズにボールが託される。