全体8位以内に動きなし…QFホーム開催の1枠を巡って熾烈な戦い/B1第34節終了時点 CSシミュレーション
B1は4月23日の「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」第34節終了時点で、宇都宮ブレックス、三遠ネオフェニックス、琉球ゴールデンキングス、アルバルク東京、千葉ジェッツ、島根スサノオマジックの6チームが「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」進出決定。東、中、西の地区王者が出そろった。各チームのレギュラーシーズンは残り4試合。本稿ではメディアに配布されているチャンピオンシップ進出シミュレーション資料をもとに、現時点で組まれるクォーターファイナルの対戦カード、ワイルドカードの状況などを見ていく。
■「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第34節終了時点順位表
1位:宇都宮ブレックス(東1位/46勝10敗/.821)※出場確定(ホーム開催)
2位:三遠ネオフェニックス(中1位/45勝10敗/.818)※出場確定(ホーム開催)
3位:琉球ゴールデンキングス(西1位/43勝13敗/.768)※出場確定(ホーム開催)
4位:アルバルク東京(中2位/40勝16敗/.714)※出場確定
5位:千葉ジェッツ(東2位/38勝18敗/.679)※出場確定
6位:島根スサノオマジック(西2位/35勝21敗/.625)※出場確定
7位:シーホース三河(中3位/37勝19敗/.661)
8位:群馬クレインサンダーズ(東3位/36勝20敗/.643)
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9位:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(中4位/33勝23敗/.589)
クォーターファイナルの組み合わせはレギュラーシーズンの順位を受けて、『「自地区1位/3地区間1位」vs「ワイルドカード下位」』、『「自地区2位/3地区間2位」vs「自地区2位/3地区間1位」』、『「自地区1位/3地区間3位」vs「自地区2位/3地区間3位」』、『「ワイルドカード上位」vs「自地区1位/3地区間2位」』という4つの対戦カードに。第33節終了時点から上位陣の順位に変動はなく、4カードは宇都宮(H)vs群馬、千葉JvsA東京(H)、琉球(H)vs島根、三河vs三遠(H)の組み合わせになる。
26日に行われる第35節第1戦では、「三河のチャンピオンシップ進出」、「群馬のチャンピオンシップ進出」の2つが決まる可能性がある。前者の条件は、三河が勝利、もしくは名古屋Dが敗戦。後者は、群馬が勝利、名古屋Dが敗戦の両方を満たすことが条件だ。
チャンピオンシップ進出圏内の三河と群馬にとって、リーグ全体9位につける名古屋Dの勝敗が大きく左右することになる。名古屋Dの第35節は中地区優勝を決めた三遠との対戦。三河はファイティングイーグルス名古屋、群馬は宇都宮とそれぞれ敵地で激突する。
第34節を終えて、島根のクォーターファイナルホーム開催の可能性が消滅。リーグ全体4位のA東京を、ゲーム差「2」の千葉Jに加え、ゲーム差「3」の三河、ゲーム差「4」の群馬が追う。A東京との直接対決では、千葉Jが0勝2敗、三河が1勝3敗、群馬が2勝0敗。A東京としては自力でホーム開催権を獲得したいところだが、複数チームが絡む混戦となっている。
上位9チームの残り試合の対戦相手は次のとおり。
・宇都宮ブレックス vs群馬、越谷
・三遠ネオフェニックス vs名古屋D、川崎
・琉球ゴールデンキングス v島根、佐賀
・アルバルク東京 vs川崎、SR渋谷
・千葉ジェッツ vs秋田、仙台
・島根スサノオマジック vs琉球、広島
・シーホース三河 vsFE名古屋、名古屋D
・群馬クレインサンダーズ vs宇都宮、秋田
・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs三遠、三河