琉球ゴールデンキングスの岸本隆一、左第5中足骨骨折の手術が無事終了「気持ちを言葉にするのは、まだ難しい」

「この状況に感謝する日がくると僕は信じています」

琉球ゴールデンキングスは、岸本隆一が4月22日に左第5中足骨骨折の手術を受け、無事終了したことを発表した。

岸本は地元出身、琉球一筋でキャリアを送る34歳のベテランにして、琉球の絶対的なエース。今シーズンここまで11.1得点、3.5アシストを記録してきた。クラブが西地区優勝を決めた、4月19日の長崎ヴェルカ戦において負傷し、全治8週間から12週間で戦線離脱すると近日中に手術を行うことが発表されていた。

岸本はクラブを通して以下のようにコメントしている。「今の気持ちを言葉にするのは、まだ難しい時間を過ごしています。『何の為にここまでやってきたのか』、『しょうがない事なのだから切り替えよう』、そんな気持ちが行ったり来たりしています。しかし、いつの日かこの状況に感謝する日がくると僕は信じています。バスケットボールシーズンの1番魅力的な期間がこれから始まります。どんな状況に置かれても奮い立たせてくれるのは、キングスを応援してくれる方々の思いです。今という二度と戻ってこない時間と表現すると大袈裟に聞こえるかもしれませんが、このかけがえのない瞬間を全力で全うしましょう」