B2奈良が小野秀二HCの契約満了を発表「熱く、優しい応援、本当にありがとうございました」
4月24日、B2西地区のバンビシャス奈良は、小野秀二ヘッドコーチが2024-25シーズン限りで契約満了となり、退任することを発表した。
小野HCは秋田県出身の67歳。1988年から指導者キャリアをスタートし、愛知学泉大学男子バスケットボール部や、トヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)、秋田県立能代工業高校(現県立能代科学技術高校)などの指揮官を歴任した。奈良には2023年からアドバイザリーコーチとして加入し、2023-24シーズンから同クラブのヘッドコーチとびわこ成蹊スポーツ大学男子バスケットボール部の総監督を兼任していた。
今シーズンの奈良は26勝34敗で西地区5位。レギュラーシーズン最終戦に勝てばプレーオフ進出という状況まで持ち込んだが一歩及ばず、小野HC在任中は2年連続でプレーオフ進出を逃した。
今回の発表に際して、小野HCは次のようにコメントした。
「2023-24シーズンから2シーズン、ヘッドコーチを務めさせていただき、ありがとうございました。このような機会を与えていただいた、加藤代表、神田GMには、心から感謝いたします。
厳しい試合の連続でしたが、今となってはすべて良い思い出です。1シーズン目は降格回避かつプレーオフ出場を目指し、2シーズン目はプレーオフ出場に目標を絞り戦いました。残念な結果でしたが、最終戦まで可能性を持って戦えたこと、とくに終盤はビッグマンを二人欠く中で、外国籍選手二人のがんばりと、日本人選手のペリメーター陣のサポート、各スタッフの協力と、まさにチーム一丸となって戦いました。すばらしい選手、スタッフです。この経験は、必ず次に活きると確信しています。
最後に、ブースター、パートナー企業の皆さん。熱く、あたたかい声援、ありがとうございました。今シーズン後半戦の結果は、皆さんの声援あってのものでした。アウェーでの最終戦にもたくさんの方々が会場に駆けつけてくれました。また、奈良からの“気”もたくさん届いていました。いつも熱く、優しい応援、本当にありがとうございました。引き続き、バンビシャス奈良の応援、よろしくお願いします。GO FOR IT!」