チケット購入
2025.04.24

【4月23日のB1結果】東西に続き中地区も優勝決定⋯名古屋Dは怒涛の8連勝で“逆転CS”望みつなぐ

  • バスケットボールキング

 4月23日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第34節が行われた。

 中地区優勝に王手をかけながら足踏みが続いていた三遠ネオフェニックスは、敵地で横浜ビー・コルセアーズから逆転勝利を挙げ、2年連続の地区優勝を決めた。第3クォーター終了時点で5点ビハインドの苦しい試合運びだったが、第4クォーターに吉井裕鷹、津屋一球、大浦颯太ら日本代表選手の連続ポイントでひっくり返し、82-77で競り勝った。大浦は3ポイント4本を含む21得点の活躍でチームの連敗ストップに貢献した。

キャリアハイを記録した千葉Jの瀬川琉久[写真]=B.LEAGUE

 東地区2位のまま逃げ切りたい千葉ジェッツも、敵地で茨城ロボッツに84-70で逆転勝利した。10点ビハインドで折り返したものの、第4クォーターにディー・ジェイ・ホグを中心に31得点を挙げて快勝。富樫勇樹が不在のなか4試合連続で先発起用された18歳の瀬川琉久は、いずれもキャリアハイとなる30分42秒のプレータイム、16得点をマークした。

群馬はドイツ代表のヨハネス・ティーマンが約1カ月ぶりに復帰[写真]=B.LEAGUE

 千葉Jを2ゲーム差で追いかける群馬クレインサンダーズも、今節はサンロッカーズ渋谷に72-56で快勝。チームの柱でもあるトレイ・ジョーンズが21得点、ケーレブ・ターズースキーが10得点7リバウンド4アシストと存在感を示し、コンディション不良による欠場が続いていたヨハネス・ティーマンも約1カ月ぶりに復帰を果たした。

残り4試合⋯名古屋DのCS逆転進出はあるか[写真]=B.LEAGUE

 最終局面に突入しているワイルドカード争いは、100点ゲームを制し3連勝としたシーホース三河が1位で、1ゲーム差で群馬がチャンピオンシップ出場圏内の2位としている。名古屋ダイヤモンドドルフィンズも“名古屋ダービー”を制して8連勝と息を吹き返しており、群馬との3ゲーム差をキープ。名古屋Dは依然として残り4戦3勝以上が必須の苦しい状況ではあるが、CS逆転進出への望みをつないでいる。

 4月23日のB1試合結果と各地区の順位表一覧は以下の通り。

◆■4月23日のB1試合結果

仙台 73-80 秋田
茨城 70-84 千葉J
宇都宮 61-55 A東京
群馬 72-56 SR渋谷
越谷 75-74 北海道
横浜BC 77-82 三遠
三河 105-101 川崎
FE名古屋 61-75 名古屋D
大阪 95-91 滋賀
島根 64-74 京都
長崎 68-78 佐賀
琉球 103-83 広島

◆■4月23日終了時点の順位表

[写真]=B.LEAGUE

☆=CS出場決定
<東地区>
1位 46勝10敗 宇都宮☆優勝
2位 38勝18敗 千葉J☆
3位 36勝20敗 群馬
4位 27勝29敗 秋田
5位 19勝37敗 北海道
6位 18勝38敗 越谷
7位 13勝43敗 茨城
8位 10勝46敗 仙台

<中地区>
1位 45勝10敗 三遠☆優勝
2位 40勝16敗 A東京☆
3位 37勝19敗 三河
4位 33勝23敗 名古屋D
5位 29勝27敗 SR渋谷
6位 27勝29敗 FE名古屋
7位 23勝33敗 横浜BC
8位 17勝39敗 川崎

<西地区>
1位 43勝13敗 琉球☆優勝
2位 35勝21敗 島根☆
3位 29勝27敗 大阪
4位 29勝27敗 京都
5位 26勝30敗 広島
6位 24勝32敗 長崎
7位 20勝36敗 佐賀
8位 7勝48敗 滋賀

<ワイルドカード>
1位 37勝19敗 三河
2位 36勝20敗 群馬
3位 33勝23敗 名古屋D

【動画】三遠が中地区優勝を決めた横浜BC戦のハイライト