A東京アカデミーの三好南穂がテクニカルアドバイザーを退任…第一子出産のため活動に一区切り
アルバルク東京は4月23日、アルバルク東京アカデミーの三好南穂テクニカルアドバイザーが第一子出産のため退任することを発表した。
千葉県生まれで桜花学園高校出身の三好は、2012年にシャンソン化粧品シャンソンVマジックでWリーグデビュー。2017年からはトヨタ自動車アンテロープスに加入し、2020-21シーズンと2021-22シーズンには優勝メンバーの一員に。その後は指導者の道に進み、2022-23シーズンはトヨタ自動車のサポートコーチとしてチームを支えた。
また、ユース世代から女子日本代表をけん引してきた三好。2016年のリオデジャネイロオリンピックではベスト8入りを果たし、続く2021年の東京五輪ではバックアップとして主力陣を支え、銀メダル獲得に大きく貢献した。
三好は現役引退後の2023年9月からアカデミーのスタッフに加わり、約1年半にわたって子供たちへの指導にあたった。今回の発表について、クラブ公式サイトを通じて三好は次のようにコメントしている。
「このたび、アルバルク東京アカデミーのテクニカルアドバイザーを退任いたします。一昨年からの活動で短い期間ではありましたが、練習へ行くたびに、子どもたちのバスケットが好きという純粋な気持ちに刺激を受け、自分たちで考える力やバスケットスキルの向上スピードに驚きました。それを感じるのがとても楽しかったです。
私自身も子どもたちとバスケットを通して過ごす日々の中で、一緒に成長できたと思っております。まっすぐな目で見てくれたユース生のみんな、そして、コーチ経験の浅いなかでも受け入れてくれたアルバルク東京ユースチームに感謝の気持ちでいっぱいです。
私は第一子出産に向け、ワクワクと不安が入り混じっておりますが、みんなから貰ったパワーを糧に頑張ります! 改めましてありがとうございました。引き続きアルバルク東京の応援をよろしくお願いします」
【動画】リーグ屈指の名シュータ―として活躍した三好!