神戸がB2最多入場者数を記録…新アリーナ「GLION ARENA KOBE」に1万62人来場

　B2西地区の神戸ストークスは4月20日、GLION ARENA KOBE（ジーライオンアリーナ神戸）で開催された「りそなグループ B.LEAGUE 2024ー25 SEASON」B2第32節GAME1・鹿児島レブナイズ戦で、B2史上最多となる来場者を集めた。

　神戸がGLION ARENA KOBEで試合を行うのは3試合目。30節の山形ワイヴァンズ戦では、5日のGAME1に8580人、6日のGAME2に7717人のファンが駆けつけていた。そして20日はこれを大きく上回る1万62人の観衆が来場。B2史上最多記録となった。

　この日の試合は、ホームの大歓声を味方につけた神戸が第1クォーターで23ー7と16点差をつけ圧倒。プレーオフ進出チームの鹿児島に終始リードを保ちながら、87ー67の20点差で勝利を収めた。神戸はチョンディー・ブラウンジュニアが23得点、ネイサン・エイドリアンと野溝利一がともに14得点を挙げている。

　試合後、神戸の東頭俊典ヘッドコーチは、今シーズンのプレーオフ進出の可能性がなくなった現状を受け止めつつも、「若手の成長やチームの一体感など、多くの成果も得られました。このアリーナで多くの方に応援していただけたことも、大きな力になりました」とコメントした。

　21日の鹿児島戦は、PO進出を逃した神戸にとって今シーズン最終戦。新アリーナ開業というクラブ史に残るシーズンを白星で締めくくれるか。