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2025.04.21

B1西地区制した琉球に激震…大黒柱の岸本隆一が「左第5中足骨骨折」で戦線離脱

  • バスケットボールキング

 B1西地区優勝を決めた琉球ゴールデンキングスは4月21日、岸本隆一が「左第5中足骨骨折」と診断され、近日中に手術を受けると発表した。全治8~12週とのことで、年間王者を決めるチャンピオンシップへの出場は絶望的となった。

 沖縄県出身で現在34歳の岸本は、176センチ75キロのポイントガード兼シューティングガード。キングス一筋のフランチャイズプレーヤーとしてチームを支え、今シーズンもリーグ戦50試合に出場し、1試合平均11.1得点3.5アシスト、3ポイント成功率33.9パーセントを記録していた。

 しかし、地区優勝を決めた19日、ホームの沖縄サントリーアリーナで行われた第33節GAME1・長崎ヴェルカ戦に先発出場していたが、第3クォーター開始1分に代名詞でもある長距離砲“ココナツスリー”を決めた直後に苦悶の表情を浮かべ、左足を気にする素振りを見せながら交代。その後、コートに戻ることはなく、地区優勝の記念撮影にも姿がなかった。

 今回の発表に際して、クラブは「チームのエースとして常に勝利と成長を追い求めてきた岸本選手にとってチャンピオンシップを目前にして戦列を離れることは、どれほど悔しく、無念なことか計り知れません。キングスは岸本選手の想いを背負い、ともに積み上げてきた日々を信じてチャンピオンシップの舞台をチーム全員で戦い抜きます。皆様の応援が、岸本選手の力となり、チームの背中を押してくれると信じています。引き続き、岸本選手と琉球ゴールデンキングスをよろしくお願いします」と、コメントした。

【動画】岸本が負傷交代…琉球vs長崎の試合ハイライト映像