【4月20日のB1結果】千葉Jが8年連続CS出場、三遠はV目前で足踏み…熾烈なWC争いも続く
4月20日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第33節GAME2が行われた。
負傷者が続出している東地区2位の千葉ジェッツは、敵地でレバンガ北海道と対戦。金近廉が第1クォーターだけで3本の3ポイントを沈めると、ベンチスタートだった小川麻斗も躍動し、前半からリードを奪った。後半もディー・ジェイ・ホグやクリストファー・スミスが得点を重ね、108-81で快勝。8大会連続8回目のチャンピオンシップ出場を決めた。
中地区優勝マジック1の三遠ネオフェニックスは、シーホース三河と対戦。前節から足踏みが続いていたなか、レギュラーシーズンのホーム最終戦で地区優勝を決めたいところだったが、この日も高確率で3ポイントを決められ劣勢に。前半終了間際にデイビッド・ダジンスキーのレイアップで5点差としたものの、後半もディフェンスを崩され73-89で敗れた。この結果、三遠はB1最高勝率から陥落。他会場で勝利した宇都宮ブレックスにCSトップシードの座を明け渡している。
クラブ史上初のCS進出を目指す群馬クレインサンダーズは、敵地で茨城ロボッツと対戦。前日のGAME1こそ落としたが、この日は攻守がかみ合い第1クォーターと第3クォーターで失点を1ケタに抑えるなど圧倒。82-57で快勝した。
また、ワイルドカード争いで群馬を3ゲーム差で追いかける名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、横浜ビー・コルセアーズを相手に第3クォーターだけで31-8と圧倒し、最終スコア99-64で勝利。ここへきて7連勝と白星を伸ばしており、CS逆転進出の可能性を残している。
今節終了時点でCS出場が決定しているのは6チーム。熾烈なワイルドカード争いは、連勝の三河が1位、1ゲーム差で群馬がCS出場圏内につけ、名古屋Dが3ゲーム差の3位で追いかけている。
B1レギュラーシーズンは残り5試合。4月20日の試合結果と、各地区の順位表一覧は以下の通り。
◆■4月20日の結果
レバンガ北海道 81-108 千葉ジェッツ
秋田ノーザンハピネッツ 72-89 宇都宮ブレックス
サンロッカーズ渋谷 66-64 川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ 64-99 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
滋賀レイクス 64-68 アルバルク東京
京都ハンナリーズ 94-82 ファイティングイーグルス名古屋
広島ドラゴンフライズ 76-90 大阪エヴェッサ
茨城ロボッツ 57-82 群馬クレインサンダーズ
越谷アルファーズ 64-82 仙台89ERS
三遠ネオフェニックス 73-89 シーホース三河
琉球ゴールデンキングス 87-66 長崎ヴェルカ
◆■4月20日終了時点の順位表
☆=CS出場決定
<東地区>
1位 45勝10敗 宇都宮☆優勝
2位 37勝18敗 千葉J☆
3位 35勝20敗 群馬
4位 26勝29敗 秋田
5位 19勝36敗 北海道
6位 17勝38敗 越谷
7位 13勝42敗 茨城
8位 10勝45敗 仙台
<中地区>
1位 44勝10敗 三遠(優勝M1)☆
2位 40勝15敗 A東京☆
3位 36勝19敗 三河
4位 32勝23敗 名古屋D
5位 29勝26敗 SR渋谷
6位 27勝28敗 FE名古屋
7位 23勝32敗 横浜BC
8位 17勝38敗 川崎
<西地区>
1位 42勝13敗 琉球☆優勝
2位 35勝20敗 島根☆
3位 28勝27敗 大阪
4位 28勝27敗 京都
5位 26勝29敗 広島
6位 24勝31敗 長崎
7位 19勝36敗 佐賀
8位 7勝47敗 滋賀
<ワイルドカード>
1位 36勝19敗 三河
2位 35勝20敗 群馬
3位 32勝23敗 名古屋D