2025.04.15
「悔しさとプロの厳しさを味わった特別な43秒」…鹿児島レブナイズの井上大道がBデビュー
4月13日、特別指定選手として鹿児島レブナイズに加入した井上大道が「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B2第31節第2戦でBリーグデビュー。父親であり、『SLAM DUNK』作者の井上雄彦氏が生まれた鹿児島の地でプロとしてのスタートを切った。
3月18日に加入が発表された井上は、西原商会アリーナで行われた愛媛オレンジバイキングスとの第4クォーター残り43秒から出場。クラブ最多入場者数3892人の拍手を受けながらコートに立った。89-69と大量リードの状況であったが、同33秒に3ポイントシュートを試投。惜しくもエアボールに終わり、スタッツに残る成績はなかった。
クラブは公式HPを通じて、試合後の選手コメントを発表。アメリカ留学を経て、Bリーグでキャリアを始めた19歳のポイントガードは「幼いころから見ていたB.LEAGUEの舞台に立てたことが感慨深かった。コートに入った瞬間、大歓声が聞こえてきて嬉しさと緊張の両方を感じた」と語りつつ、「今日の43秒は、結果を出すことが出来なかった悔しさとプロの厳しさを味わった特別な43秒となった」と自身のデビュー戦を振り返った。今後に向けて「先輩たちからは練習への取り組む姿勢などまだ学ぶことばかり。チームを勝利に導ける選手になれるように、今日のこの気持ちを忘れずにこれからも努力していきたい」と意気込んだ。
なお、鹿児島は勝利を収めたことでB2西地区2位が確定。「りそなグループ B2 PLAYOFFS QUARTERFINALS 2024-25 」のホームゲーム開催が決定した。
記事提供:バスケットボールキング