2025.04.11
新野楓果のBestスコア⑥「男子バスケならではの迫力を感じたA東京×千葉Jの対戦。そしてグッズやグルメも堪能!」
グッズやグルメが充実していた
A東京のホームゲーム@代々木第一体育館
こんにちは、Rain Treeの新野楓果です。
4月5日に行われたBリーグ・ アルバルク東京×千葉ジェッツの試合を見に行ったので、そのレポートを書きたいと思います。
A東京のホームアリーナの一つ「国立代々木競技場第一体育館」は、原宿駅or明治神宮前駅から徒歩5分以内の好立地。会場前にある歩道橋が少し狭く人通りも多いので、そこでの混雑は多少ありますが、そこを抜ければスムーズに進めました。

原宿口から入ると、すぐにA東京マスコットキャラクターのルークや選手のサインが入ったオブジェなどがあり、ユニフォーム姿の選手一人一人の旗が立っていて赤と黒のアルバルクカラーで染まっている光景に最初からテンションが上がりました。会場内にも選手一人一人のプロフィールが書かれた等身大パネルや足の大きさを表したマットがあり、写真を撮りたくなるスポットが多かったです。気づいたら試合開始の時間になっていたくらい、私自身夢中になって楽しみました!
また、アリーナグルメもすごく充実していました。種類が豊富なだけでなく、どれも魅力的でしたし、選手とのコラボメニューもあるので、その時の食べたい気分で選ぶのもよし、自分の推し選手とのコラボメニューを食べるのもよし、色々な楽しみ方ができそうだなと思いました。
試合内容も会場の雰囲気も最高だった
A東京×千葉ジェッツの対戦
この日はアルバルク東京主管試合における最多入場者数を更新し、来場者数は10,871名。会場自体がかなり広いので、それだけで迫力があるのですが、A東京、千葉ジェッツともにたくさんのブースターが応援に駆けつけ、会場は熱気がすごかったです。「ディフェンス!」「オフェンス!」という声が同時に聞こえるくらい、お互いのチームがお互いの勝利のために大きい声援を会場に響き渡らせていました。とても臨場感がある試合を楽しむことができました。
今回この試合を観戦した理由は、私のなかでいまホットな2チームの対戦だったからです。3月23日に行われた茨城ロボッツ×A東京の試合を見た日から、A東京のプレーにすごく迫力があり見ていておもしろくて、その日以降、毎試合配信で欠かさず見るようになっているくらいハマりました。もともと応援しているチームの一つ、千葉ジェッツとの戦いは絶対にこの目で直接見たい! と思い観戦させていただきました。どちらのチームもけが人がいて万全な状況ではないなかでも、名選手揃いで実力も高い同士の戦いがどういう結果になるのかワクワクしていました。
試合は86‐81でA東京が勝利。A東京はディフレクションやスティールで千葉ジェッツの攻めを守り切り、リバウンドも多く取れていた印象です。それぞれの選手が役割を果たし、活躍したことで前半に58点取れたことがすごく大きかったと思います。
一方の千葉ジェッツは、前半に58点取られる厳しい状況のなかでも、3QではA東京を8点に抑えて追い上げを見せました。千葉ジェッツらしく、最後まで諦めずに戦い続ける姿は素晴らしかったです。
両チームとも技術が高いので、会場が沸くようなプレーもたくさん見られましたし、ゴール下での体当たりもかなり勢いがあり、見ていて男子バスケならではの迫力を感じることができました。
躍動していたA東京のテーブス選手
千葉ジェッツのスーパールーキー瀬川選手
A東京で注目した選手は、テーブス海選手です。1on1の仕掛けがうまくて、常にシュートを狙う姿勢を持ちつつ、相手ディフェンスの動きをギリギリまで見て、中に攻め込むか外から攻めるかの状況判断が優れているなと思いました。それに、テーブス選手がドライブインすると、その時だけ時間がスローに見えるんです!
またプレーに落ち着きがあり、視野が広いので、自らシュートにいくのか、パスでアシストするのか、ギリギリまでわからないことが多いです。隙間を狙ったり、難しい場面でも通してくるパスセンスが素晴らしいですし、相手を引き寄せるのがすごくうまく、大事なシーンでボールが渡ると確実に点数につなげてくれるという安心感がありました。

テーブス選手のドライブインは「その時だけ時間がスローに見えるんです!」
千葉ジェッツで目を引いたのは、第4回目の記事でも名前を挙げた瀬川琉久選手です。「本当に18歳なのかな?」と疑うくらい今回もプレーに落ちつきがあり、迷いなく攻め続ける姿勢が本当に素晴らしかったです。特に4Q残り7分59秒のリバウンドを取ってからの速攻、スピンムーブからのand1はベンチも会場も大盛り上がり。
この日は14得点を獲得しましたが、勢いよくゴールに向かっていく姿からは、『絶対、自分で決め切るぞ』という強い意志を感じました。また、オフェンス面ではもちろん、ディフェンスもつい最近まで高校生だったはずなのに、Bリーグ選手の強さに耐えられる体の強さを感じましたし、低い姿勢で強く相手のスピードについていっていました。本当に今後が楽しみな日本のスーパールーキーだと思います。

「本当に18歳なのかな?」と疑うくらい今回もプレーに落ちつきがある瀬川琉久選手
選手プロデュースの
香水まであってビックリ
オフコートで注目してみたのは、A東京のグッズです。マスコットキャラクターであるルークのヘアバンドやフェイスポーチ、ランドリーポーチなど、実用性があり、男女問わず使いやすそうなデザインのものが多かったです。ルークカチューシャやルークキャップは小さいお子さんから大人まで、テーマパークのような楽しい気分でみんなでつけることができるものですし、すごくデザインが可愛いので写真も映えそうだなと思いました。
また、大倉颯太選手、テーブス海選手、小酒部泰暉選手がプロデュースした香水も販売されていました。バスケットの試合会場に香水が売っているのはかなり珍しい光景ですよね。事前にA東京公式YouTubeに香水プロデュース過程の動画があがっていたのでチェックはしていたのですが、それぞれの選手の個性が出ている素敵な香水でした。ご購入を考えている方は、先にYouTubeで動画を見てから行くとより楽しめると思います!

Profile
新野楓果(にいの・ふうか)
2025年1月29日にキングレコードよりメジャーデビューした、秋元康総合プロデュースの17人組ガールズグループRain Treeのメンバー。身長167㎝、バスケ歴9年。ドリブルと3Pシュートが得意で茨城県の県南選抜に選出されたこともある。
SNS
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▼Rain Tree HP
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記事提供:月刊バスケットボール