千葉ジェッツの関谷間、ユース育成特別枠としての活動終了「大きく成長できた」…8月末の渡米まで練習参加
千葉ジェッツは3月31日、関谷間が同日をもってユース育成特別枠選手としての活動を終了することを発表した。
関谷は184センチ81キロのポイントガード兼シューティングガード。2023-24シーズンから千葉ジェッツU18に所属すると、ユース育成特別枠選手としてトップチームに帯同した。2シーズンで通算11試合に出場。30日にLaLa arena TOKYO-BAYで行われた川崎ブレイブサンダースとの「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第28節第2戦では2分36秒のプレータイムで6得点をマークした。
8月末に『スラムダンク奨学金第18回奨学生』としてアメリカのセントトーマスモアスクールに進学する18歳は、クラブを通じて次のようにコメントした。
「日頃より千葉ジェッツへの温かい応炎、誠にありがとうございます。昨シーズンより、千葉ジェッツのトップチームの練習や試合に帯同し、貴重な経験を積んできました。トップチームでは、多くの方々に支えられながら成長することができました。まず、コート上でアドバイスをくれたり、チームを引っ張ってくれたチームメイト。練習やワークアウトを通じて指導し、成長させてくださったコーチ陣。オフコートで身体のケアやトレーニングを支えてくださったメディカルチーム。そして何より、常に熱い声炎を送り続けてくださるブースターの皆さん。支えてくださったすべての方々に、心から感謝しています。トップチームの環境は、ユースチームとは異なり、プロとしてのメンタリティが根付いた世界でした。最初はその雰囲気に圧倒されましたが、そこでプレーを続ける中で、技術面だけでなく、メンタル面でも大きく成長できたと実感しています。千葉ジェッツでバスケットをできたことは、これからの人生においても大きな意味を持つと確信しています。そして、僕は8月末から渡米し、留学生活がスタートします。千葉ジェッツでの貴重な経験を活かし、将来の夢である日本代表として国内外で活躍することを目標に、アメリカでも努力を続けていきます。これからも変わらぬ応炎をよろしくお願いいたします」
また、池内勇太ゼネラルマネージャーは関谷の活躍を評価しつつ、「今後も千葉ジェッツではユース世代の育成・発掘に力を入れ、トップチームへ昇格できる選手を輩出しながらピラミッド型のヒエラルキーをしっかりと形成し、プレミアを見据え更なる組織強化も計っていきます。尚、関谷選手は8月末の渡米までの間はトップチームの練習に参加し、千葉ジェッツとしても引き続き彼の育成をサポートして参ります。今後も関谷選手の成長と活躍にご注目いただければと思います。あいま頑張れ!!!」とメッセージを送った。
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