2025.03.31
新野楓果のBestスコア④「躍動感抜群だった千葉ジェッツの瀬川選手&田代選手、そして越谷の松山選手」
来場者にプレゼントされていた
3rdユニフォーム型バスケシャツ
こんにちは、Rain Treeの新野楓果です。
3月26日に行われたBリーグ、千葉ジェッツ×越谷アルファーズの試合を見に行ったので、そのレポートを書きたいと思います。
試合前に注目していたのは、田代直希選手です。千葉ジェッツの渡邊雄太選手がけがで欠場のなか、田代選手のプレー時間が増えてきているので、どのようなプレーでチームを引っ張っていくか、というところに注目していました。田代選手はリバウンドやルーズボールを最後の最後まで諦めず、ひたむきにプレーしているイメージがあるので、田代選手ならやってくれるだろうという期待と楽しみでいっぱいでした。
試合会場は、収容客数が1万人規模の「LaLa arena TOKYO-BAY」。平日開催にも関わらず来場者数は10,104人と4階まで席は埋まっていて、大勢のブースターが応援にかけつけていました。1万人の声援は迫力がすごくて、自分もアイドルとしてこんな声援をいつか浴びたいなというモチベーションにもなりました! 選手の皆さんもどんな気持ちでプレーをしているのか、どういうふうに声援が聞こえているのかがすごく気になります。

平日開催にも関わらず来場者数は10,104人と4階まで席は埋まっていました
LaLa arena TOKYO-BAYに来たのは今回で2回目でしたが、やはり会場の広さにテンションがとても上がりました。4階席から観戦させていただいたのですが、上からでも見えやすいつくりになっているのをより実感できました。4面あるアリーナ中央のセンタービジョンはすごく見えやすかったですし、プレー中は上からチーム全体の動きをしっかり見ることができたので、上の席から見る良さにも気づくことができました。
この日の千葉ジェッツは3rdユニフォーム着用日。来場者には白を基調とした3rdユニフォーム型バスケシャツのプレゼントがあり、千葉ジェッツブースターも多くの方が着用し、一丸となって盛り上げていました。 千葉ジェッツにとって大きな転換点であるホームアリーナ移転初年度なので、「新しさ」を感じさせるとともに「始まり」の色である白色を採用しているそうです。レア感があっていいですよね!
ルーキー瀬川選手と注目していた
田代選手が大活躍した千葉ジェッツ
試合は74‐68で千葉ジェッツが勝利。試合後半、越谷が逆転する場面もありましたが、千葉ジェッツが粘り強く逃げ切りました。
千葉ジェッツは前半途中にキャプテンの富樫勇樹選手が何らかのアクシデントでベンチに下がり、代わりに瀬川琉久選手が良い流れを作っていました。瀬川選手はルーキーらしからぬ落ち着きで、迷いなく攻める姿勢が本当に素晴らしく、3アシスト、3スティールに12得点とプロ初の二桁得点。交代直後にミドルジャンパーや3Pを決めたり、ボールに食らいついてジャンプボールシチュエーションを作ったりといきなり躍動すると、4Q初めには、スローイン直後にスティールしそのまま速攻でレイアップ。最初から最後までアグレッシブにプレーをしていました。

富樫選手の代わりに出た瀬川琉久選手が良い流れを作っていました
試合後のインタビューでカメラに映し出された際は会場から大きい琉久コールが湧き上がりました。恒例のジェッツ締めを任せられた瀬川選手ですが、全力でやっていて、プレー中とのギャップを見ることができました。その後、先輩選手の皆さんが頭をなでたり、後輩として可愛がられている姿を見ることができて、なんだか微笑ましかったです。
また、事前に注目していた田代選手も素晴らしい動きをしていたと思います。プレータイムはチームで一番多い31分45秒。リバウンドを何としてでも取りにいく姿、ルーズボールを最後まで諦めずに追う姿、気迫を感じるディフェンス、疲れているなかでもシュートを決めてから猛ダッシュでディフェンスに戻る姿など、とにかく熱くチームのために動き続けて大活躍。相手との接触後に足を少し痛めていたようにも見えたのでケガをしていないか心配ですが、今後も熱いプレーがたくさん見れることを楽しみにしています!

注目していた田代選手は素晴らしい活躍を見せてくれました
素晴らしかった越谷・松山選手の
3ポイントアンドワン
越谷は、プレッシャーを与えつつ良いディフェンスで守っていたものの、ファウルを多くとられて相手へのボーナスになる場面が多かった印象です。それで得たフリースロ一を千葉ジェッツが高確率で成功させていたのは、さすがでした。
越谷を見させていただいたのは今回が初めてだったのですが、気になったのは松山駿選手です。落ち着いてゲームメイクするだけでなくオフェンス力もあり、松山選手の3Pで逆転した場面もあり、4Q残り48.2秒で決めた3ポイントアンドワンは本当に素晴らしかったです。

4Q残り48.2秒で決めた3ポイントアンドワンを決めた松山駿選手
試合内容からは離れますが、4階席からでも目立っていたのが千葉ジェッツ・原修太選手のバッシュです。後々写真を見返してみると、鮮やかなグリーンとブルーの色合いが可愛く、上にメッシュ加工がされていてすごくお洒落だなと思いました。第1回目の記事では渡邊雄太選手のバッシュを取り上げさせていただきましたが、ファッションの一つとしても選手の皆さんは楽しまれているのかなと思いました!

4階席からでも千葉ジェッツ・原修太選手のバッシュが目立っていました
新野楓果(にいの・ふうか)
2025年1月29日にキングレコードよりメジャーデビューした、秋元康総合プロデュースの17人組ガールズグループRain Treeのメンバー。身長167㎝、バスケ歴9年。ドリブルと3Pシュートが得意で茨城県の県南選抜に選出されたこともある。
SNS
https://x.com/niino_fuka
https://www.instagram.com/niino_fuka
https://www.tiktok.com/@niino_fuka
▼Rain Tree HP
🔗https://rt-official.jp/
記事提供:月刊バスケットボール