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2025.03.27

【3月26日のB1結果】各地区首位が優勝へ前進…東地区2位争う群馬と千葉Jは1差に接近

  • バスケットボールキング

 3月26日、日本各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第27節が開催され、各地区の首位チームが勝利。それぞれ地区優勝のマジックを減らし、宇都宮ブレックスがマジック10、三遠ネオフェニックスがマジック9、琉球ゴールデンキングスがマジック12とした。

 激しい2位争いが繰り広げられている東地区では、群馬クレインサンダーズがレバンガ北海道に惜敗した。互いに主力外国籍選手を欠いたなか、北海道は寺園脩斗が5本の3ポイントを決めキャリアハイとなる28得点の大活躍。群馬は辻直人が第4クォーターだけで17得点と食い下がったが、あと一歩及ばず痛い黒星となった。同日の他会場では3位・千葉ジェッツが勝利しており、1ゲーム差に詰め寄られた。

 中地区では首位の三遠、2位のアルバルク東京に続き、3ゲーム差で追いかける3位・シーホース三河も勝利した。今節はファイティングイーグルス名古屋のホームに乗り込み、ビハインドの展開だったが、第4クォーター序盤に長野誠史が4連続3ポイントを決めて逆転勝ち。西田優大が脳震とうで離脱しているなか、ワイルドカード首位の座もキープし、チャンピオンシップ進出へ前進した。

長野誠史を称える西田公陽とシェーファーアヴィ幸樹[写真]=B.LEAGUE

 一方で、三河と5ゲーム差の同地区4位・名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、ホームでA東京に痛い逆転負けを喫した。前半5点リードで折り返したが、後半にインサイドの攻防で主導権を取られ4連勝ならず。上位2チームにCS出場権が与えれられるワイルドカード争いでは3位につけているが、圏内の三河と千葉Jに5ゲーム差をつけられた。

 西地区では、琉球ゴールデンキングスが天皇杯優勝からリーグ戦も4連勝と好調を維持しているなか、2位・島根スサノオマジックが佐賀バルーナーズに逆転負けを喫した。こちらは6点リードして第4クォーターを迎えたものの、最後の10分間で7-27と失速。逆転での地区優勝が遠のく黒星となった。

 その他のチームでは、前年王者の広島ドラゴンフライズが3連勝、茨城ロボッツが2月1日から続いていた連敗を11でストップ。仙台89ERSはクラブワーストを更新する連敗記録が14まで伸びた。

◆■3月26日の試合結果

連敗をストップした茨城ロボッツ[写真]=B.LEAGUE

北海道 96-92 群馬
茨城 77-69 秋田
宇都宮 86-66 仙台
千葉J 74-68 越谷
川崎 111-116 琉球
三遠 80-70 SR渋谷
FE名古屋 73-82 三河
名古屋D 73-86 A東京
大阪 96-99 横浜BC
長崎 77-78 広島
佐賀 87-73 島根

◆■3月27日の試合予定

滋賀 - 京都

◆■3月26日終了時点の順位表

B1最高勝率をマークしている三遠ネオフェニックス[写真]=B.LEAGUE

<東地区>
1位 37勝8敗 宇都宮(優勝M10)
2位 31勝14敗 群馬
3位 30勝15敗 千葉J
4位 21勝24敗 秋田
5位 17勝28敗 北海道
6位 14勝31敗 越谷
7位 9勝36敗 茨城
8位 8勝37敗 仙台

<中地区>
1位 39勝5敗 三遠(優勝M9)
2位 33勝12敗 A東京
3位 30勝15敗 三河
4位 25勝20敗 名古屋D
5位 24勝21敗 SR渋谷
6位 20勝25敗 FE名古屋
7位 19勝26敗 横浜BC
8位 14勝31敗 川崎

<西地区>
1位 32勝13敗 琉球(優勝M12)
2位 28勝17敗 島根
3位 23勝22敗 大阪
4位 22勝22敗 京都
5位 22勝23敗 広島
6位 21勝24敗 長崎
7位 14勝31敗 佐賀
8位 5勝38敗 滋賀