神戸ストークスが4月新規開業のジーライオンアリーナ神戸で初のチーム練習実施
神戸ストークスが、今週末の3月15日(土)、16日(日)に神戸市立中央体育館で行われる福島ファイヤーボンズ戦を前にした3月12日に、来る2025年4月に新規開業する真新しいホームアリーナ「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」で、初めてのチーム練習を行った。選手たちが使用したのはサブアリーナ。出来たての施設、ピカピカのコートで、約2時間にわたりシューティングや戦術練習などで汗を流した。
広々とした空間や最新の設備に触れれば、やはり気持ちも高ぶるというもの。キャプテンの渡邊翔太は、「NBAで見るような場所で練習させていただきました。集中した環境で練習させていただけるので、残り1試合1試合、チーム一丸となって頑張ります。応援よろしくお願いします」と意欲を言葉にした。地元神戸出身で生え抜きのベテラン、道原紀晃も、「とにかく衝撃的です。サブアリーナもとても環境が良いですし、たくさん練習して頑張っていきます」と目を輝かせる。
副キャプテンを務めるシューターの金田龍弥は、チームカラーでコーディネートされたサブアリーナの内装を見て「とても綺麗!」と感激した様子。「コートもストークス色になっていて、とても気持ちが上がりました。自分もここでしっかり練習します。4月の試合も今からとても楽しみです」と、終盤戦が楽しみになるコメントを聞かせてくれている。
レギュラーシーズンの13試合を残して16勝31敗の神戸は、現在B2西地区6位。プレーオフ進出のワイルドカード枠争いで4ゲーム差の中に5チームがひしめく激戦を戦っている真っ最中だが、2月半ばのヘッドコーチ交代を経て東頭俊典HC体制になってからの6試合は4勝2敗と勝ち越している。その4勝の中には、現在プレーオフ圏内の好成績を残している富山グラウジーズと福井ブローウィンズから挙げた2勝が含まれており、新本拠地での船出を迎えた現状は、心機一転して上昇機運を強めていく好機だ。
3月13日現在平均19.4得点でB2得点ランキング1位のチョンディー・ブラウン ジュニア。1万人のファンで満員に膨れ上がるジーライオンアリーナ神戸を熱狂させるダンクにも期待だ
ジーライオンアリーナ神戸のオープニングゲームズは、地元企業の株式会社東伸産業プレゼンツという形で、4月5日(土)、6日(日)に山形ワイヴァンズを迎えて開催される。前日の4日(金)には、ジーライオンアリーナ神戸と周辺の「TOTTEI(トッテイ)」において、タレントの藤原紀香をゲストスピーカーに招いてのトークショーなどを楽しみながら、次世代アリーナを先行体験してその開業を祝う「Opening Night Party」も開催される。5月3日までの30日間は、オープニングゲームズを含めアリーナ内外でさまざまな記念イベントが開催され、試合当日も多くの人出でにぎわいそうなので、まだチケットを入手していない人はお早めに。神戸市内や兵庫県内に在住・在勤のファンはもちろんだが、そうでなくとも、1万人収容可能というジーライオンアリーナ神戸のオープニングゲームズの客席に身を置くことで、このタイミングならではの喜びを感じられるに違いない。
★4月5日(土)・6日(日)神戸ストークスvs山形ワイヴァンズ 試合情報ページ(神戸ストークス公式サイト内)