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2025.03.13

レバンガ北海道が“100歳バスケ選手”の引退試合を開催「クラブ一同心からの敬意を表します」

  • バスケットボールキング

 レバンガ北海道は3月12日、北海きたえーるで行われた滋賀レイクスとの「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第24節の前座として『HIROMU ARIMA FINAL GAME~在間 弘 引退試合~』を開催。クラブは公式Xを通じて、その模様を伝えた。

 在間さんとは、2025年1月19日に100歳の誕生日を迎えた日本最高齢のバスケットボール選手。クラブによると、12歳の時に競技を始め、定年退職後に現所属チームの札幌ロートルズに入団した。チーム結成当時から在籍する唯一のメンバーとして、週に一度の競技活動を楽しんでいたというが、100歳の節目に引退を決断したという。

 アリーナMCから名前を呼ばれると、14番のユニフォームを着用した在間さんがジョギングしながらコート中央に。仲間とともにハドルを組んで試合に臨んだ。クラブは在間さんがフリースローを放つ動画をXに投稿。力強く投げたボールはリングを通り、会場からは拍手が起こった。

 クラブはBリーグ最年長の49歳で現役を引退した折茂武彦代表取締役社長、北海道の100番のユニフォームを身にまとった在間さんのツーショット写真を投稿。「長きに渡り北海道のバスケットボール競技を盛り上げてくださり、クラブ一同心からの敬意を表します。在間さんのバスケットボールを愛する心をしっかりと引き継ぎ、これからも北海道のバスケ界を盛り上げていけるように邁進いたします。88年間の競技生活、本当におつかれさまでした」と言葉を送った。

 その後の試合では、北海道がチーム最多得点を奪って116-78で滋賀に圧勝。在間さんの引退に花を添えた。

コート中央で桜井良太GM(左)、折茂武彦代表取締役社長(右)と記念撮影 [写真提供]=レバンガ北海道

【動画】100歳のバスケットボール選手がフリースローを成功