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2025.03.10

新野楓果のBestスコア②「仕事を頑張るモチベーションにもなった千葉ジェッツ×茨城の対戦」

  • 月刊バスケットボール

気合が入っていた千葉ジェッツブースターの応炎


こんにちは、Rain Treeの新野楓果です。

3月5日に行われたBリーグ・千葉ジェッツ×茨城ロボッツの試合を見に行ったので、そのレポートを書きたいと思います。

会場の船橋アリーナを訪れたのは今回が初めてだったのですが、最寄り駅からは少し歩く距離があること、周りにお店などはなく住宅街の中にあることに正直驚きました。そんな中でも沢山のブースターが集まるということは、それだけ熱狂的なファンの皆さんがたくさんいて、愛されているということだと思います。会場に向かうまで少し歩く道が長いからこそ、試合観戦の楽しみやワクワク感が会場に向かう途中に倍増しました!



船橋アリーナは市民体育館のようなシンプルな作りで、会場内で迷うことはないですし、観客席からコートまでの距離が近く見応えがあると思いました。選手の皆さんにとっても、ブースターの皆さんにとっても思い入れがあり歴史ある原点の船橋アリーナだと思うので、定期的に開催してほしいという声も多いのではないかと思います。

平日開催にも関わらず、会場は千葉ジェッツブースターでほぼ満席状態でした。昨シーズンまでのホームアリーナでの開催ということもあり「俺たちの生まれたホームだ!」と千葉ジェッツブースターが声を上げていた瞬間もありました。久しぶりの船橋アリーナでの試合ということもあり、よりいっそう「応炎」にも気合いが入っていて、ブースター全体が一体となった熱い声炎が船橋アリーナに響き渡っていました。



渡邊選手の超ロングブザーブザービーター、ルーキー瀬川選手が躍動


試合は75‐68で千葉ジェッツが勝利しました。千葉ジェッツは18点差でリードし前半を終え、後半は得点が伸び悩みながらも、なんとか逃げ切りました。千葉ジェッツはカバーディフェンスがかなり機能していた試合だったと感じました。1人が抜かれても次の2線目がカバーに入ったり、周囲の動きに合わせてローテーションをし相手のパスコースを塞いだり、茨城のシュートを跳ね返すブロックショットが何回も見られたり、スティールも多くゴールを守り切る場面が多かったのが素晴らしかったです。攻めの部分では3Pが今回はあまり決まらなかったですが、スクリーンをうまく使ってシュートに持っていくプレーが多かった印象です。個々のスキルが高いからこそ、プレーがうまく合わさったときは会場が沸き上がるような、華のあるプレーも多く見られました。


渡邊選手の超ロングブザービーターに思わず大きな声が出てしまいました(笑)

千葉ジェッツで気になったのは、渡邊雄太選手と瀬川琉久選手です。渡邊選手は第1回目の記事でも名前を挙げさせていただいたのですが、今回もプレーの存在感が大きかったです。1Q終了間近にセンターラインよりもさらに遠い、超ロングブザービーターを決めたときは船橋アリーナが揺れ、このビックプレーには私も思わず大きい声が出てしまいました(笑)。渡邊選手は最後のインタビューで、「ラッキープレーな部分もあった」と仰っていましたが、最後まで諦めずにシュートを狙う姿勢がいかに大事かということを感じました。

瀬川選手は、先日東山高校を卒業されたということで、「卒業おめでとう」というボードを掲げた方もいらっしゃいました。この日がホーム戦デビューでしたが、プレーに落ち着きがありました。まだ18歳という若さの衝撃を忘れるくらい堂々とプレーをしていて、前半は少し緊張している様子でしたが、後半はゲームをコントロールする場面や細かいドリブルワークで相手を切り込み、華麗なジャンプシュートで得点を取る場面もありました。オフェンスだけでなく、ディフェンスも低い姿勢でプレッシャーをかけていて、もっとプレーしている姿が見たいなと思いました。プロの世界に入っていくことの難しさや緊張感もまだまだあるとは思いますが、どんな活躍を見せてくれるのか今後が楽しみな期待のルーキーです。


瀬川選手はもっとプレーしている姿が見たいなと思いました

チームのスコアラー中村選手、相手エースをマークする鶴巻選手


選手が揃う千葉ジェッツに対し、茨城は前半で大きな差が生まれてしまったものの、後半で相手を追い込む戦いができたことはよかったと思います。特にディフェンスでダブルチームを仕掛けてターンオーバーを誘い、流れを引き寄せていました。

試合の後半で追いつける場面が何度か見られたものの、ミスが多かったように感じました。ターンオーバーを減らす、フリースローやノーマークシュートを確実に決め切るといったことからコツコツ頑張ることが得点に繋がると思うので、自分もアイドル活動において、小さなことでもコツコツ積み上げていく努力をし、結果に繋がると信じて頑張りたいと思いました。


中村選手は19得点という大活躍を見せてくれました

茨城ロボッツで気になったのは、中村功平選手と鶴巻啓太選手です。中村選手は、この日19得点と大活躍。チームのスコアラーで、3Pを中心に得点を重ねている中村選手ですが、この日の3Pの確率は5/9。前半はなかなか攻められない時間が続いた茨城でしたが、中村選手にうまくボールを回し、中村選手がシュートを決めるといったシーンが多く見られました。

鶴巻選手は同じ茨城県出身という事もあり、以前から応援していました。また、対戦相手のエースに付くことが多いイメージがあり、この日は渡邊選手をマークしている場面が多く、渡邊選手のパワープレーにも負けずに喰らい付いていた印象です。今回得点数は少なかったですが、外からも中からも攻められるオフェンス能力もあり、さらにディフェンスがすごく上手な選手だと思っているので、チームの守護神として今後も注目していきたいです。


鶴巻選手は同じ茨城県出身という事もあり、以前から応援していました

私の出身地である茨城の試合へは、メガホンを持って1ブースターとして家族で現地観戦に行ったりもします。私は父と姉がバスケットボール経験者で、私よりもバスケに詳しいので2人の解説付きで試合を見るのがとっても楽しく、勉強になります!

千葉ジェッツについても、公式YouTubeにあがっているドキュメンタリーがすごく好きで、選手のみなさんの裏側を見ることができるのは、すごく貴重で、面白い動画ばかり。最新の動画は欠かさず見ていますし、暇さえあれば過去のもの見返したりもしています。普段から応援している2チームの対戦だったので、本当にこの日の試合が楽しみでしたし、お仕事を頑張るモチベーションになりました!



新野楓果(にいの・ふうか)
2025年1月29日にキングレコードよりメジャーデビューした、秋元康総合プロデュースの17人組ガールズグループRain Treeのメンバー。身長167㎝、バスケ歴9年。ドリブルと3Pシュートが得意で茨城県の県南選抜に選出されたこともある。
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