福島東稜の皆川智哉が“古巣”福島ファイヤーボンズでデビュー…特別指定活動終了日に初出場

　3月9日、特別指定選手として福島ファイヤーボンズに加入した福島東稜高校3年の皆川智哉が「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B2第25節第2戦でBリーグデビューを飾った。

　2月8日の試合からチームに帯同していた皆川は、あづま総合体育館で行われた鹿児島レブナイズ戦でメンバー入り。73－80で迎えた第4クォーター残り17秒からコートに立った。

　U12、U15を福島のユースチームで過ごし、特別指定選手として“古巣”に凱旋した184センチ83キロのポイントガード兼シューティングガードはクラブの公式Xを通じて「シュートは入らなかったが、先輩たちが自分のプレータイムを確保するために2日間ハッスルしてくれたおかげで憧れだった舞台に立てたことがとても嬉しかった」と振り返り、「先輩たちとの練習は本当に楽しくて、1つ1つのプレーに対する集中力の高さやシュートの精度の部分で自分に足りないものが見えたので、この貴重な経験を大学で活かしてまたプロの舞台でプレーさせてもらえるように成長していきたい」とコメントした。

　クラブによると、皆川は9日をもって特別指定選手としての活動が終了。4月からは山梨学院大学へ進学するという。