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2025.03.09

B2神戸が福井とのGAME2に勝利!…一歩及ばなかったGAME1の雪辱を果たす

  • バスケットボールキング

 3月9日、越前市アイシンスポーツアリーナで『りそなグループ B.LEAGUE 2024-25』B2第25節、福井ブローウィンズ対神戸ストークスのGAME2が開催された。アウェイの神戸はGAME1で最大17点差つけられるも一時は逆転に成功するも最後は一歩及ばず悔しい敗戦をしているだけに、選手たちも気合いが入っていた。

 神戸は序盤シュート確率が上がらず、第1クォーターから最大で11点差をつけられる厳しい試合展開。しかし第2クォーター立ち上がりで金田龍弥と川島聖那が立て続けに3ポイントシュートを成功させ流れを掴むと、ネイサン・エイドリアンがインサイドで躍動。残り3分03秒にはドライブからバスケットカウントをもぎ取り、逆転に成功する。エイドリアンは前半だけで12得点をマーク。ここから接戦となり残り29.7秒にはアイザック・バッツがオフェンスリバウンドからスコアし、38―34と4点リードで試合を折り返す。

 神戸は後半に入るとディフェンスのギアを上げて福井のターンオーバーを誘発。エイドリアンのダンクや野溝利一の連続得点で差を広げ、第3クォーター終盤にはチョンディー・ブラウン ジュニアがバスケットカウントと3ポイントで62―53と9点差をつける。

 最終クォーター、神戸は残り7分を切ったポゼッションで川島とエイドリアンが3ポイントを決め、この日最大の14点のリードを奪う。しかしここから福井のペリー・エリスや長谷川智伸の連続得点、さらにライアン・ケリーの3ポイントを許し、オフィシャルタイムアウト前に9点差に迫られる。その後も西野曜の得点で3点差、さらにケリーがドライブからのダンクで78―77の1点差にされタイムアウトを請求。

 負けられない神戸はタイムアウト明けのオフェンスで金田が右ウィングから3ポイントを沈め81―77の4点差に。福井にタイムアウトを取らせると、福井スローインの場面で気迫のディフェンス見せ5秒バイオレーションを誘発。拮抗した試合は残り時間1分を切った段階でお互いシュートが決まらず、福井が最後のタイムアウトを請求。タイムアウト明けに福井の木村圭吾がステップバックの3ポイントで1点差にされるも、神戸は最後のタイムアウトを取らずに逃げ切りを選択。ファール受けた道原紀晃がフリースローを1本沈め辛くも逃げ切った。

 勝利した神戸はエイドリアンが21得点8リバウンド5アシストと活躍、ブラウン ジュニアが12得点、川島が11得点と活躍した。福井はケリーが17得点、木村が16得点と活躍するも、波のある試合展開で連勝とはならなかった。

■試合結果
福井ブローウィンズ 83-79 神戸ストークス (@越前市アイシンスポーツアリーナ)
福井|23|11|19|27|80
神戸|12|26|24|20|82