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2025.03.09

B2福井が神戸に勝利し東地区3位の富山に1.5ゲーム差と迫る…主力を欠くなか若手が躍動!

  • バスケットボールキング

 3月8日、『りそなグループ B.LEAGUE 2024-25』B2第25節、福井ブローウィンズはホームの越前市アイシンスポーツアリーナで神戸ストークスと対戦した。

 この試合、福井は細谷将司と渡辺竜之佑がロスター外となり木村圭吾と藤澤尚之が先発出場。試合開始前から大きな声援が響くホームで田渡修人の3ポイントシュートで先制すると、福井がリードを広げる展開に。第2クォーターも西野曜がファストブレイクポイントで勢いをつける。オフィシャルタイムアウト明けに木村が6得点を記録し躍動、藤澤が2本の3ポイントをヒット。ヘッドコーチの期待に応える活躍を見せる。47-33と福井が14点リードで後半へ。
 
 第3クォーターも福井は勢いを失わず、木村、藤澤、そしてライアン・ケリーが得点を重ね、一時は最大17点リードまで差を広げる。しかし66-53の13点リードで迎えた第4クォーター、西宮の道原紀晃がスリーポイント決めると徐々に神戸ペースに。福井の得点が止まる中、チョンディー・ブラウン ジュニアを止めることができず、残り5分54秒には野溝利一に3ポイントを沈められ70-71と逆転を許す。
 
 苦しい展開のなか、ケリーがドライブからレイアップ、さらに右ウイングからこの日3本目となる3ポイントを決めチームを救う。残り2分32秒には木村が、24.4秒には左コーナーから藤澤がとどめの3ポイントをヒットさせ、食らいつく神戸を引き離し勝利した。

 勝利した福井は木村がチームハイの18得点、ケリーが17得点、藤澤も15得点を挙げ勝利に大きく貢献した。一方敗れた神戸はブラウン ジュニアが30得点、道原が13得点し一時は逆転するも一歩及ばなかった。
 
 対戦成績を27勝19敗とした福井は、東地区の富山に1.5ゲーム差と迫っており、東地区上位3位内でのプレーオフ進出を狙っている。

■試合結果
福井ブローウィンズ 83-79 神戸ストークス(@越前市アイシンスポーツアリーナ)
福井|22|25|19|17|83
神戸|16|17|20|26|79