EASL優勝まであと2つ…広島・朝山HC「会場の雰囲気も噛み締めながら」
3月6日、Bリーグ王者として東アジアスーパーリーグ(EASL)に出場している広島ドラゴンフライズが、優勝を決めるファイナルフォーの会場・スタジオシティ(マカオ)入りし、前日練習を公開。朝山正悟ヘッドコーチが取材に応じた。
広島は5日にホームに琉球ゴールデンキングスを迎え、コンディション不良による欠場者もありながら大激戦の末に惜敗。休むまもなく一夜明けた6日夕方にマカオ入りした。
朝山HCは「昨日琉球さんとかなりタフなゲームをしてからの移動なので、選手たちは疲れも溜まっている状況ですが、あと2つ勝てばタイトルもとれる。普段と違ったこういった雰囲気でプレーできることの幸せをしっかり感じながら、またBリーグの代表として戦うことの意義を背負いながら明日の試合に臨めたらなと思います」と笑顔で語った。
7日19時40分から行われる準決勝では、元NBAプレーヤーのジェレミー・リンらを擁する新北キングスと対戦。指揮官は「タレント豊富なチーム」と相手の印象を語り、「経験値をコート上で表現されて勝負されると難しくなってしまうかなと思いますので、うちとしてはいつもどおり、非常に若いチームなので、若さあふれるプレーのなかで勢いと、しっかりとゲームを出だしから物にできるようにしたい」と意気込んだ。
昨シーズンは千葉ジェッツが優勝を飾っており、日本勢の連覇がかかる今シーズンは琉球とともに準決勝進出。ともに決勝に駒を進めてBリーグ同士の頂上決戦となる可能性もある。朝山HCは「日本のレベルが高いところにあるのをしっかりと証明したいですし、それができる舞台が目の前に来ていますので、会場の雰囲気も噛み締めながら明日戦えたらいいなと思います」と結んだ。
7日は19時40分から広島vs新北、22時10分から琉球vs桃園パウイアンパイロッツがティップオフ予定。9日に行われる3位決定戦と決勝も含め、全試合が『U-NEXT』で独占配信される。