“名門出身”横地聖真が初出場「ホッとしました」…特別指定、練習生を経て島根スサノオマジックでデビュー
3月1日、島根スサノオマジックの横地聖真がおおきにアリーナ舞洲で行われた「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第22節第2戦でBリーグデビューを果たした。
17点差で快勝した初戦から一転、第2戦は第1クォーターから追いかける展開。第2クォーターに一時試合をひっくり返したものの、流れをつかめず60-74で敗戦を喫した。
横地は19点差がついた第4クォーター残り1分46秒から出場。限られたプレータイムで得点やアシストはなかった。島根は公式Xに横地の試合後コメントを掲載。「やっとコートに立つことができて、ホッとしました」と安堵し、「とにかくチームに迷惑をかけないように、そして自分の役割を果たそうと意識しました。Bリーグに入ってから、スリーポイントの重要性を強く感じていて、日々の練習でも意識して取り組んでいます。僕の持ち味はドライブですが、最近はアシストにも自信がついてきました。キックアウトやスリーポイントをぜひ見てもらえたら嬉しいです!これからも頑張ります!」と意気込んだ。
現在23歳の横地は、192センチ100キロのスモールフォワード。福岡大学附属大濠高校では1年次から主力として活躍し、筑波大学に進学した。2021-22シーズンに特別指定選手として茨城ロボッツに加入したものの、練習参加の際に負傷。右膝前十字靭帯損傷で全治8カ月と診断され、Bリーグのコートに立つことはなかった。
2024年3月から広島ドラゴンフライズの練習生として活動し、Bリーグのシーズン後に行われたFIBA主催大会「バスケットボール チャンピオンズリーグ アジア」出場に向けて1カ月の短期契約を締結。2024-25シーズンは島根と選手契約を結び、大阪戦で待望のBリーグ公式戦初出場を飾った。