千葉Jが熱戦制して4連勝…豪快ブロックでチームを救った渡邊雄太「皆で勝ち取った勝利」
3月1日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」のB1リーグ第22節が開催され、東地区3位の千葉ジェッツが中地区3位のシーホース三河とアウェーで対戦。試合後のヘッドコーチや選手のコメントをクラブが公式Xをとおして伝えている。
千葉Jは第4クォーター残り1分半で10点のリードを奪っていたが、そこから三河に9-0のランを作られて猛追を許す。この試合で7本の3ポイントを含む34得点と大爆発したクリストファー・スミスがフリースローを1本沈め、千葉Jの2点リードで迎えた三河のラストオフェンス。3ポイントが外れるも、ゴール下でダバンテ・ガードナーにオフェンスリバウンドを奪われてしまう。しかし、ガードナーが放った同点弾を渡邊雄太が力強いブロックで阻むと、最後までリードを守り抜いた千葉Jが98-96で辛くも第1戦に勝利した。
指揮を執るトレヴァー・グリーソンHCは、「後半はスモールラインナップが機能して、パスがよく回り、空いているチームメートにボールを供給して自分たちの強みを出せかと思います」と試合を振り返りつつも、試合の締め方に課題が残ったと話す。
「残り約2分からの展開に課題が残りました。相手がダブルチームをしてきてポゼッションを奪われてしまうなど冷や冷やする展開になってしまいましたが、最後勝ち切ることができて本当に良かったです。しっかり課題を修正して明日に臨みたいと思います」
この試合で17得点7リバウンド6アシスト2スティール2ブロックと攻防両面で活躍した渡邊は、「相手も本当に素晴らしかったですが、ウチとしてはもうちょっとディフェンスの強度を上げたかったなっていうところはありました。でも試合を通して自分たちがやりたいオフェンスはずっとできていましたし、まずは最終的に勝てたのが良かったなと思います」と激闘の末につかんだ白星を噛み締めた。
さらに、「(後半に)田代(直希)さんがチームのエナジーを変えてくれたことが逆転に向けて大きかったですし、そういった中で僕も今日は積極的にシュートを決められました。あと今日はクリスが本当に止めようがなかったと思うので、チーム皆で勝ち取った勝利だったかなと思います」と、渡邊はチームメートの活躍にも触れた。
4連勝と調子を上げる千葉J。ホームで連敗は避けたい三河。上位進出を狙う両チームの第2戦は、本日13時55分からティップオフだ。