B1で試合中断のアクシデント…FE名古屋オマラのダンクシュートでリング故障
3月1日、滋賀ダイハツアリーナで行われた「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第22節の滋賀レイクスvsファイティングイーグルス名古屋で、約25分間試合が中断するアクシデントがあった。
問題が起こったのは第3クォーター残り1分8秒。FE名古屋のショーン・オマラがペイント内に侵入し、華麗なスピンムーブで相手の守備を交わしてダンクシュートを叩き込むと、208センチ116キロの大男による豪快な一撃でリングが故障。リングの根本に搭載されているスプリングが戻らず、リング手前部分が規定より低い状態となってしまった。
その後もプレーは止まることなく滋賀のオフェンスが展開されていたが、FE名古屋のフリースローとなったところで試合が中断。スタッフに続き、リングを“壊してしまった”張本人であるオマラが力付くで直しにかかるも修復せず。高さ3メートルを超える大きな脚立も登場したが、結局ゴールを丸ごと交換することとなり、約25分間試合が中断した。
試合再開後はオマラがきっちりとフリースローを決めてFE名古屋がリードを拡大。9点差で突入した第4クォーターは、ホームの声援を受ける滋賀が一時逆転したものの、オマラのこの日3本目となるダンクシュートでFE名古屋が再逆転。敵地に乗り込んだFE名古屋が87-81で競り勝った。
今シーズン17勝目(21敗)を挙げたFE名古屋は、保岡龍斗が16本中6本の3ポイントシュートを決めてチーム最多となる22得点、アーロン・ヘンリーが21得点7リバウンド6アシスト4ブロックと活躍。思わぬ形で視線を集めたオマラは、16得点13リバウンドで今シーズン11度目のダブルダブルを達成した。
■試合結果
滋賀レイクス 81-87 ファイティングイーグルス名古屋
滋賀|15|18|23|25|=81
FE名|13|21|30|23|=67