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2025.02.25

Bリーグが接触した2選手の懲罰決定…琉球の小野寺にけん責、SR渋谷のクレモンズは“情状酌量”で罰金5万円

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 Bリーグは2月25日、規約・規程違反による懲罰について、琉球ゴールデンキングスの小野寺祥太にけん責、サンロッカーズ渋谷のアンソニー・クレモンズに罰金5万円を科すことを発表した。

 両選手は9日に沖縄アリーナで開催された第21節で対戦し、第2クォーター残り2分13秒頃に接触。琉球のスローインという場面で激しいポジション争いを繰り広げ、小野寺が転倒すると、クレモンズが跨るような姿勢に。下から立ち上がった小野寺がクレモンズを“おんぶ“するような格好となり、直後にクレモンズが後方へ落下。審判はクレモンズのアンスポーツマンライクファウルと判定していた。

 この一連のプレーについて、Bリーグは、小野寺に対し「対戦相手選手に対する危険行為」として「けん責(始末書をとり、将来を戒める)」と懲罰内容を決定。第4クォーターにテクニカルファウルをとられて退場していたクレモンズに対しては、「どちらも起因はクレモンズ選手だけではなく、対戦相手選手にもあることから情状酌量の余地があるとして出場停止は課さない」として、罰金5万円が科されることになった。

 なお、試合は第4クォーター残り3分にクレモンズが退場したSR渋谷が猛追を振り切り69-67で勝利。SR渋谷は21勝16敗で中地区4位、琉球は26勝11敗で西地区1位としている。

【動画】B1第21節GAME2:琉球vsSR渋谷の試合ハイライト映像