B2熊本のクラークが双方合意の上で契約解除…「熊本は特別な場所になりました」

　2月10日、B2西地区所属の熊本ヴォルターズは、同日にキヘイ・クラークとの契約を双方合意の上で解除したことを発表した。なお、同日付けでBリーグ自由交渉選手リストへ公示となった。

　アメリカ出身で現在25歳のクラークは、178センチ78キロのポイントガード。バージニア大学卒業後の2023年にユタ・ジャズの一員としてNBAサマーリーグに参戦した実績を持ち、2023－24シーズンはNBA下部Gリーグで15試合に出場してきた。昨年の7月に熊本に加入しBリーグデビューを果たすと、今シーズンはここまで20試合の出場で、全試合先発出場を果たし、1試合9.6得点4.9アシスト2.2リバウンドを記録した。

　今回の発表に際し、クラークは「何よりもまず、チームメイトとスタッフに感謝します。彼らは初日から僕を家族のように扱ってくれました。日本はクールな場所ですが、熊本は特別な場所になりました。ファンをはじめ、応援してくれたすべての方々に感謝しています。ここでの生活で築いた人間関係は、僕にとってとても大切なものなので、失う事はありません。私はいつまでもヴォルターズであり続けます。ありがとうございました！」と感謝の言葉を述べた。