Bリーグデビューを飾った20歳の轟琉維「やっとスタートラインに立てた」
2月8日、特別指定選手としてアルバルク東京に所属する東海大学2年の轟琉維がBリーグデビューを飾った。
1月3日に加入が発表された福岡第一高校出身のポイントガードは、カメイアリーナ仙台にて行われた仙台89ERSとの「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」第21節第1戦でベンチ入りすると、13-6で迎えた第1クォーター残り2分23秒にコートイン。大差がついた第4クォーターにはプルアップジャンプショットで初得点を挙げ、試合を通じて10分19秒のプレータイムで2得点1リバウンドを記録した。
クラブは公式HPに試合後の選手コメントを公開。20歳でBリーグのコートに立った轟は「最初本当に緊張していましたが、先輩たちに思い切りやれって言ってもらっていたので、オフェンスの部分では思い切りやって、ディフェンスの部分でもアグレッシブにやろうと思っていました。しっかりと準備はできてマインドセットはできていましたし、今日は試合に出たらチームのためにできることを一生懸命やろうと決めていましたので、それを少しでも遂行できてよかったです」と手応えを語りつつ、「やってはいけないファウルもあったのでそこは反省点です」と課題を口にした。
初得点については「ベンチでずっとシュートを打てと言われていたので、ノーマークだったので思い切っていくことができました。それよりもチームのためにディフェンスを頑張ろうと思っていたので、喜ぶ間もなくディフェンスにいきました(笑)」と明かし、「もっとチームのためにオフェンスでも自分がコントロールしてリーダーシップを発揮できるよう頑張っていきたいです」と意気込んだ。
練習では岡本飛竜の激しいディフェンスを味わっているようで、「試合になると飛竜さんほどのプレッシャーは他のチームにはないので、少し余裕を持ってできたかなと思います」。今後に向けて「今日やっとスタートラインに立てたと思っています。ここで慢心せずに1秒たりとも無駄にせずに頑張っていきたいです」と話した。
【動画】轟琉維のBリーグ初得点