リーグ初の快挙達成…“鉄人”ベンドラメ礼生「休もうと思えば休めた試合はいくつもあった」
2月8日、サンロッカーズ渋谷に所属する31歳のベンドラメ礼生が琉球ゴールデンキングスとの「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」第21節第1戦にて史上初のBリーグ通算400試合連続出場を達成した。
ベンドラメは沖縄アリーナで行われた試合に先発出場。第1クォーターから2ファウルと苦戦を強いられると、7本すべてのフィールドゴールが失敗に終わり、22分35秒のプレータイムで1アシスト2スティールを挙げるにとどまった。
62-75で敗れた試合後、クラブはベンドラメのコメントを公式Xに公開。「試合の出だしは良く、いい内容ではなかったが5点ビハインドの状態をキープし長い時間付いていけていたのは良かったと思う。その後我慢しきれずに点差を広げられて追いつくことができなかった」と振り返り、「今日の試合で点差をキープできていた時間帯のいいプレーを意識して明日に臨みたい」と意気込んだ。
2018年2月16日の琉球戦から約7年間にわたって1試合も欠場せず、400試合連続出場の記録を成し遂げたことについては「普段から変わったことは特にしていないが、常に健康でいることを心がけている。自分の普段の0の状態をしっかりキープできれば記録はついてくるし、達成できて良かった。過去7年間の中で休もうと思えば休めた試合はいくつもあったが、自分の記録がかかっているというエゴで強行出場したことはなく、中途半端なコンディションでチームに迷惑をかける様であれば試合に出るつもりはない。その中でいつも自分の体やコーチとトレーナーと相談してやり続けてきた」と明かした。
直近2シーズンはルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチの下、1試合平均30分以上のプレータイムを獲得。また、6シーズン連続でキャプテンを務めるなど、SR渋谷の顔としてコートに立ち続けてきた。
「チームの主力として記録を達成できたことは良かったが、出場できることが自分のモチベーションにもつながっている。いい意味でプレッシャーを自分にかけており、プロ選手として結果を残すことも心がけてこれからも頑張っていきたい。プロ選手として試合に出続けお客さんに自分の活躍する姿を見せないといけないし、自分を応援してくれる人がいる限り、プレーで恩返しをしていきたい」