B2愛媛が体制変更を発表…保田GM兼HCの家庭の事情を考慮、西井SDがGMに配置転換

　B2西地区所属の愛媛オレンジバイキングスは2月7日、保田尭之ゼネラルマネージャー（GM）兼ヘッドコーチ（HC）が、家庭の事情によりHC専任となり、西井辰朗スポーツダイレクターがGMに就任したことを発表した。

　保田HCは1月12日に第三子が急逝。GMを兼任していた保田HCから、残された家族との時間のバランスをとるべく業務整理のため“コーチ専任”の申し出があったといい、これをクラブが了承したという。空いたGM職には、これまでも保田HCとともにチーム編成と強化、管理業務にあたってきた西井氏が、配置転換されることになった。

　今回の発表に際して、クラブは「保田氏と共にチーム編成業務に当たってきた西井氏にGM職を移譲することは、クラブとして現状での最適解であると考えました。また、チーム編成業務を約10年間に渡り務めてきた西井氏の経験を最大限活かして頂きたいと思います。チームの更なる成長を見据えて、保田HC、西井GMの体制で再出発して参ります。引き続き、愛媛オレンジバイキングスへの熱い応援を宜しくお願い申し上げます」と、コメントした。

　チームは現在、3勝34敗でB2西地区最下位に低迷中。残り23試合は新体制で巻き返しを図る。