1月28日、バスケットボールキングとスポーツナビが配信するBリーグ応援番組『B MY HERO!』にて、B1千葉ジェッツに所属する富樫勇樹が、アメリカ挑戦を控えるチームメートの関谷間についてコメントした。

　1月18日と19日に開催された『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI』にて取材に応じた富樫は、3ポイントコンテストとU18オールスターに出場した関谷について問われると、「アイマは結構おもしろいですよ」と笑顔。そのキャラクターが垣間見えた過去のエピソードを披露した。

「16～17歳で参加した初日の練習で、ジェッツの選手にちょっと指摘じゃないですけどアドバイスされて、いきなり『僕はこう思います』みたいなことを言っていたんですよ。いいですよ。おもしろいんですよ。物怖じしないだけでも、めちゃくちゃ楽しみな選手です」

　現在18歳の関谷は、184センチ81キロのポイントガード兼シューティングガード。U18に籍を置きながらユース育成特別枠選手としてトップチームにも参加している。昨年8月には『第18回スラムダンク奨学金』の奨学生に選出。今夏にもアメリカにバスケ留学する予定だ。

　海の向こうでの挑戦ともなれば語学力が必須だが、富樫は「外国籍の選手とも普通にコミュニケーションをとっているし、何の問題もなくやれる。オンコートじゃないところでは何もストレスなくやれると思うので、バスケに集中できる環境がすぐに整うんじゃないかと思います」と、準備を進めている関谷に太鼓判を押した。

　Bリーグユースから羽ばたく有望株は、武者修行を通じてどのように成長していくのか。時折笑みを浮かべながら語っていた富樫も、その飛躍に大きな期待を寄せているはずだ。