千葉J・富樫勇樹がBリーグオールスターMVP受賞「楽しさが詰まった2日間」ホーム開催の祭典締めくくる
1月19日、Bリーグのオールスター『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2025』がLaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ)で行われ、B.WHITEの富樫勇樹(千葉ジェッツ)が8年ぶり2度目となるMVPに選出された。
オールスター前から「どんな手を使ってでもMVPを取る」と意気込んでいた富樫は、3ポイントシュート11本中5本を成功し15得点を挙げ、渡邊雄太とのコンビプレーも魅せるなどファンを魅了。インパクトあるプレーや得点数で富樫を上回った選手も複数おり、試合終了直後には「手応えがなさすぎて…」と苦笑いを浮かべていたが、MVP候補に名を連ねた渡邊や、両チーム最多21得点を挙げていた須田侑太郎(シーホース三河)も富樫への投票をアシスト。SNS上でのファン投票の結果、富樫が自身2度目となるMVPに選出された。
受賞決定直後に行われたコート上でのインタビューでは、「船橋ということで、僕が選ばれると思っていました」と客席の笑いを誘いつつ、「MVPというよりは、この会場でオールスターができたことが幸せでしたし、これだけのファンのみなさんがかけつけてくれたなか、昨日も含め楽しさが詰まった2日間だったと思います」と、ホーム開催の祭典を総括。
ファンへ向けて、「2日間たくさんの応援、たくさんの投票をありがとうございました。本当に楽しい2日間で、船橋開催が成功したことをうれしく思いますし、これからもっとBリーグが盛り上がっていくことを願っています。いち選手として少しでも盛り上げられるように後半戦も頑張っていきたいと思います」と、来週末から再会するリーグ戦へ向けての意気込みも口にした。
次回、2026年のオールスターは、長崎のハピネスアリーナで開催される。富樫からボールを受け取った馬場雄大(長崎ヴェルカ)は、「ハピネスアリーナをはじめスタジアムシティが新しくできて、日々長崎が盛り上がってきているのを感じているので、みなさんもその熱量を直接肌で感じてもらいたいなと思います。来年長崎で待っております」と呼びかけた。