B1滋賀が神大1年の長谷川比源と複数年契約…202センチの有望株、大学中退しプロ転向
12月24日、B1西地区の滋賀レイクスは、神奈川大学に所属する長谷川比源と2024-25シーズンを含む複数年のプロ契約を締結したことを発表した。
202センチ85キロの体格を誇る長谷川は、横浜清風高校出身のスモールフォワード兼パワーフォワード。第100回関東大学バスケットボールリーグでは平均14.5得点11.3リバウンドの好成績を記録していた。
長谷川は神奈川大学の1年生だが、滋賀との複数年プロ契約を期に大学を中退し、今後はBリーグでの活動に専念していくとのこと。29日に開催されるB1第15節の越谷アルファーズ戦からチームに帯同する予定だという。
今回の入団発表に際し、長谷川は「この度、滋賀レイクスという素晴らしいチームに入団できることをうれしく思います。滋賀ブースターの熱い声援の中でプレーするのがとても楽しみです。熱意をもって、このような機会を与えてくださった関係者の皆様に感謝するともに、全力でチームに貢献できるよう頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
眞庭城聖ゼネラルマネージャーのコメント全文は以下のとおり。
「Welcome to Shiga Lakes Higen!!!
いつも滋賀レイクスへの熱い応援をいただきありがとうございます。この度、長谷川比源選手が滋賀レイクスへ加入することが決定しました。長谷川選手は大学1年生でありながらレベルの高い関東大学リーグで得点とリウバンドの“平均ダブルダブル”をなしとげ、大学No.1ポテンシャルとも言われている大物ルーキーです。
2メートル超の身長も今だに成長中との事で、ビッグマンでありながらドリブルからアタック、3ポイントシュートも打てるオールラウンダーであることが最大の特徴です。
また、彼はチャレンジャーメンタリティを持ったプレーヤーであり、常に高い目標や夢をもっており、将来的には日本代表やNBAへのチャレンジを目指しています。滋賀レイクスとしては彼の夢を全力でサポートしつつ、彼の選手としての成長に全力を注ぎ込んでいきたいと思っています。
今回彼は大学を中退しプロの道を進む事を決断しました。人生の中でもとても難しい選択だったと思いますが、彼自身チャレンジを生き甲斐とする考えを持っており、このような決断に至ったと感じています。彼のような逸材が滋賀レイクスでのキャリアを選択してくれたことを心から感謝すると共に、責任を持って成長をサポートしていきます。
実は12月18日の琉球戦を現地で観戦してくれていたのですが、試合後に『僕であればこのようにプレーします』と語ってくれるなど、既にゲームを想定していた事に改めて可能性の高さを感じるとともに、彼がプロの舞台で活躍する姿を想像するとワクワクが止まりませんでした。
長谷川選手が決めた要因の一つに、レイクスブースターの熱狂的な応援から作られる会場の雰囲気の中でプレーしたいという事も含まれていました。ですので、ブースターの皆様からも長谷川選手へさらに熱い熱い応援を送って頂き、熱烈に歓迎していただけたらと思っています!
Go Lakes!!Go Higen!!!」