秋田が公式発表「来週開催される臨時ライセンス判定理事会での最終審議によるライセンス取得に向けて準備を進めている」
12月19日、Bリーグは2026年秋に開幕する新B1「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」のライセンス交付クラブ発表会見を実施。第4次審査の結果として、新たに茨城ロボッツ、京都ハンナリーズの2クラブが2026-27シーズンから始動するBプレミアに参入することを発表した。
10月の会見の際には秋田ノーザンハピネッツ、茨城、京都、大阪エヴェッサの4クラブが4次審査の対象と示されていた。これを受け、秋田の水野勇気代表が状況を説明するコメントがクラブの公式サイトで発表された(以下、原文のまま)。
【水野代表コメント】
いつも熱く温かいご声援をありがとうございます。
秋田ノーザンハピネッツがB.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)参入を目指し、4次審査を受けている件に関するご報告をいたします。
本日12月19日(木)に開催されたBリーグ定例理事会後の『2024年12月度「B.革新」B.PREMIERライセンス交付クラブ発表』において、B. PREMIER 4次審査対象のライセンス交付クラブの中に秋田ノーザンハピネッツは含まれておりませんが、来週26日(木)に開催される臨時ライセンス判定理事会での最終審議によるライセンス取得に向けて準備を進めていることをお知らせいたします。
秋田ノーザンハピネッツは、Bリーグ及び加盟する全クラブによる議論を経て動き出すことになった2026年からの「B.革新」構想に賛同しているからこそ、“夢のアリーナ”が地域にもたらすポジティブなインパクトを理解し、県立体育館の建替えに合わせた新アリーナ整備について秋田県と歩調を合わせながら進めてまいりました。先月、一度は新県立体育館整備・運営事業の入札が中止となり、困難な状況に陥りましたが、このような状況下において迅速に再入札の準備を進めていただいている秋田県に改めて感謝の意を表明するとともに、県民の皆さまには新県立体育館の早期整備の意義と必要性についてご理解を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。明日20日には12月議会が閉会する予定ではありますが、引き続き新県立体育館整備・運営事業の審議状況を見守ってまいります。
秋田ノーザンハピネッツはクラブ創設以来、一貫して“バスケで秋田を元気に”をモットーに県民球団を目指して活動し、今シーズンで15年の節目を迎えております。2010年のbjリーグ参入から2016年B1クラブとしてのBリーグ加盟、そして2026年以降も新たな国内最高峰リーグ『Bプレミア』への参入を果たすことが、バスケットボール文化が根付く秋田の活性化につながると確信しております。秋田ノーザンハピネッツが存在することによって秋田の子どもたちがトップアスリートを間近に見ることができる環境の中で大きな夢や高い目標を持てる未来。新アリーナの活用によってこれまで以上に老若男女問わず秋田の誰もが楽しめるプロスポーツクラブとして輝き続ける未来。そんな未来の実現に向け、2026-27シーズンからのB.LEAGUE PREMIER参入へ向けて、最終審議でのライセンス取得へ引き続き尽力してまいりますので、皆さまのご理解ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
秋田ノーザンハピネッツ株式会社
代表取締役社長 水野勇気