達成ラッシュのB1通算3P成功数…トップ3に続くのは?ハイペースで追い上げるMVP男も
Bリーグ開幕9年目の「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」。これまで歴史を築いてきた男たちが、続々と節目の記録を達成している。
12月1日の第9節、琉球ゴールデンキングスの岸本隆一が千葉ジェッツ戦で史上2人目となるB1通算900本目の3ポイントシュート成功を達成すると、翌週の同7日の第10節には、千葉Jの富樫勇樹が三遠ネオフェニックス戦で史上初となるB1通算1100本目の3ポイント成功。さらに、翌8日には、島根スサノオマジックの安藤誓哉も京都ハンナリーズ戦で通算900本目の3ポイントを成功し、史上3番目の達成者となった。
3ポイントシュートにフォーカスを当てれば、現在B1通算のトップ10は、帰化選手のジョシュ・ハレルソンも含めて10人全員が日本国籍の選手。いずれもBリーグが開幕した2016年からプレーする歴史の証人たちだ。
富樫、岸本、安藤のトップ3に続くのは、897本の辻直人(群馬クレインサンダーズ)。ユーモアあるキャラクターが注目されがちだが、今シーズンは3ポイント成功率51.0パーセント(2.7/5.3本)と絶好調。900本の節目は目前で、僅差の上位2人を抜き去り、史上2人目の1000本達成者となる可能性も大いに秘めている。
5位の金丸晃輔(佐賀バルーナーズ)も、800本まで残り3本としておりカウントダウン状態。今週中にも記録達成の知らせが届きそうだ。
ちなみに、トップ10からは漏れたが、11位には昨シーズンのMVPであるD.J・ニュービル(宇都宮ブレックス)が名を連ねている。B1デビューは大阪エヴェッサ時代の2020-21シーズン。ここまで232試合の出場で661本もの3ポイントを決めており、1試合あたりの平均成功数は2.84本。富樫の2.45本を上回るペースで数字を積み重ねている。
なお、日本人史上4人目のNBAプレーヤーとなった河村勇輝は、昨シーズンまで167試合の出場で343本成功(歴代58位)。1試合あたりの成功数は、岸本や安藤を上回る2.05本だった。
◆■歴代B1リーグ3ポイント成功数
1位 1102本 富樫勇樹(千葉J)
2位 902本 岸本隆一(琉球)
2位 902本 安藤誓哉(島根)
4位 897本 辻直人(群馬)
5位 797本 金丸晃輔(佐賀)
6位 766本 安藤周人(A東京)
7位 748本 遠藤祐亮(宇都宮)
8位 745本 藤井祐眞(群馬)
9位 726本 狩野祐介(佐賀)
10位 664本 ジョシュ・ハレルソン(佐賀)