金沢がウクライナ代表の“走れるビッグマン”獲得…Bリーグ初参戦、GM期待「国際ゲームの経験豊富」
12月6日、B3リーグの金沢武士団が、新外国籍選手のヴャチェスラフ・ペトロフと2024-25シーズンの選手契約に合意したことを発表した。
ウクライナ出身で現在30歳のペトロフは、204センチ116キロの体躯を誇るパワーフォワード兼センター。2020-21シーズンまで母国ウクライナのリーグに所属し、2022年以降はフランスに場所を移しプレーしていた。
ウクライナ代表(FIBAランキング37位)としての経験も豊富で、今年2月に開催された「FIBAユーロバスケット2025予選」にも出場。同11月の2連戦には出場しなかったが、ここまで同予選で2試合に出場し、1試合平均32.4分8.5得点8.5リバウンドをマークしている。
金沢の原島敬之ゼネラルマネージャーは、「ペトロフ選手は、ウクライナ代表として国際ゲームの経験豊富な選手です。オフェンスでは、アウトサイド、インサイドともにバランスよくプレーし、走れるビッグマンです。また、デフェンスではフィジカルにインサイドを守れるので、金沢武士団の課題であるデフェンスリバウンドの改善を期待できます。2024-25シーズンはB.革新を目指す中で、平均入場者数1500名を達成する目標に向け、今のチームにとってペトロフ選手の豊富な経験とウクライナ代表の経験値はチームの復興・再生にとって不可欠なものとなるでしょう」と、新戦力を紹介。
今回の契約発表に際して、ペトロフは「ここに来ることができて本当にワクワクしていますし、幸せです。ヨーロッパでバスケットボールをしていた私にとって、初めての日本で新しい経験になります。私は一生懸命チームを助け、一緒に素晴らしい結果を残し、素晴らしい仲間とバスケットボールをしたいと思っています。金沢での残りのシーズンは素敵なものになると確信しています。それでは皆様、コートでお会いしましょう」と、クラブを通じてコメントした。