SR渋谷が堅守を発揮し10勝目…比江島16得点も宇都宮の連勝12でストップ
11月30日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第9節が開催され、ブレックスアリーナ宇都宮では宇都宮ブレックスとサンロッカーズ渋谷が対戦した。
今シーズン3戦目から12連勝中だった宇都宮は、開幕2連敗を喫した千葉ジェッツをピタリと追走。ホームで迎えるバイウィーク明けの一戦も白星が期待されていた。
第1クォーターは互いに3ポイントを決め合う展開で27-21とリード。前半は両チームともにターンオーバーからの失点ゼロという堅い試合運びをみせ、宇都宮5点リードの50-45で折り返し、第3クォーターも一進一退の展開だった。
試合が大きく動いたのは、勝負の第4クォーター。6点差を追いかけるSR渋谷が田中大貴の3点プレーで先手をとると、約4分間無失点と踏ん張る間にベンドラメ礼生、ケビン・ジョーンズらが2ポイントを重ねる9-0のランで逆転。同点となるも、残り2分でジョシュ・ホーキンソンがファウルを受けながらねじ込み、これが決勝点となった。
敗れた宇都宮は、比江島が3本の3ポイントを含むチーム最多16得点7アシストをマークしたが、勝負どころの第4クォーター残り2分でファウルアウトに。D.J・ニュービルも14得点7リバウンド5アシストと気を吐いたが、試合時間残り20秒で得た同点機のフリースロー失敗が痛かった。
一方、難敵を相手に大きな白星をもぎとったSR渋谷は、後半20分間で24失点と持ち前の堅守で主導権を奪い、今シーズン10勝目(5敗)。スターター5人のプレータイムの長さが顕著だったなか、20得点8リバウンドのジョシュ・ホーキンソン、20得点8アシストのアンソニー・クレモンズ、13得点10リバウンドのケビン・ジョーンズといった38分以上出場した3名の存在感が際立った。
■試合結果
宇都宮 79-74 SR渋谷
宇都宮|27|23|16| 8|=74
SR渋谷|21|24|15|19|=79