獅子奮迅の活躍でSR渋谷を勝利に導いたホーキンソン「2本目のダンクは気分爽快」
11月2日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」のB1リーグ第6節が開催され、サンロッカーズ渋谷が越谷アルファーズとアウェーで対戦。SR渋谷は公式ホームページをとおして、試合後のコメントを伝えている。
敵地に乗り込んだSR渋谷は、13-1のランで試合をスタート。しかし、直後に連続11失点を犯すと、接戦のまま第4クォーターを迎えることに。それでも、この勝負所で大黒柱のジョシュ・ホーキンソンが連続ダンクやバスケットカウントなどを決め、一気に相手を突き放すと、最後は84-71で勝利を飾った。
指揮官のルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチは、「攻守ともにフィジカルに戦ってくる越谷に対して、どう立ち向かうかが鍵だったが、ガード陣がかけてくるプレッシャーに対し、スコアリングエリアでプレーして守り方を瞬時に見極めてしっかり攻略できた」と語ると、「試合を通じて何度か波があり、越谷が試合をひっくり返すチャンスもあったが、自分たちで崩れずに勝利をつかめたので、見事に勝ち切った選手たちを称えたい」と激闘を終えた選手たちを労った。
この試合でホーキンソンは、36得点12リバウンド2アシスト2スティール2ブロックと大車輪の活躍を見せた。「出だしから強く戦い、アップダウンがある試合でしたが、終始戦い続けたことが勝利につながりました。カイ・ソット選手に対しては彼が嫌がるようにフィジカルに戦い、ロブパスからのアリウープダンクをさせないように意識しました。ガード陣がしっかりプレッシャーをかけ続け、簡単にペイントに侵入させずに守ってくれたので、しっかり守ることができたと思います」。
第4クォーター中盤に速攻からのボスハンドダンク、そしてドライブからの豪快なワンハンドダンクと、2連続でダンクシュートを叩き込んだホーキンソンは、「試合の中でそこまでダンクに行くチャンスがなかったですが、2本目のダンクは気分爽快でした。自分はそこまでアスレチックな選手ではないのでトロイ・マーフィージュニア選手と比べると派手さは劣りますが、流れをつかむ意味でいいダンクシュートでした」と謙遜しつつ、勝利を手繰り寄せた場面を振り返った。
「まだ同一カードで2連勝できていないですが、明日それができるチャンスがあります。越谷は何がなんでも勝ちくると思うので、出だしから受け身にならずにリードをしっかり守り、40分戦い続けたいです」
ここまで6勝4敗で中地区3位のSR渋谷だが、ホーキンソンが語ったように、今シーズンは同一カードでの連勝がまだない状況だ。アルバルク東京、三遠ネオフェニックスといった同地区の上位陣に迫るべく、敵地で2連勝を目指す。