北海道が2次審査でBプレミア参入決定…桜井GM「伸びしろはある」さらなる成長誓う
10月17日、Bリーグが2026-2027シーズンから始まる「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」のライセンス交付クラブを発表。レバンガ北海道はBプレミア参入決定を受け、クラブ公式サイトにコメントを掲載した。
同クラブは平均入場者数が2023-24シーズンで4617名、売り上げが2023年度で12億円以上とし、いずれもBプレミア参入審査基準を達成。現在利用している北海きたえーるをBプレミア基準に改修し、2027年10月には観客席数6295席が準備されていることが認められ、2次審査で交付が承認された。
今回の発表に際し、記者会見を行った北海道の折茂武彦代表取締役社長は「2011年に北海道がスタートし、苦しく厳しい時期を経て、2016年のB.LEAGUE初年度にB1に参入できたことも、今回の『B.LEAGUE PREMIER』への参入決定も、日頃から北海道を支えてくださるパートナー企業の皆さまをはじめ、北海道バスケットボール協会の皆さま、行政、自治体関係者の皆さま、メディア各社の皆さま、そして、どんなときもクラブへ声援を送ってくださるファン・ブースターの皆さまのおかげで参入できたことは本当に大きなことだと思っています。本当にありがとうございます」と感謝を述べた。
また、2年後に始まるBプレミアに向け「今後よりクラブを成長させていき、戦えるチームにしていくため、今シーズンより桜井良太がゼネラルマネージャーに就任してくれたことで、強いチームを作っていってくれると信じていますので、2026年までの時間のなかでビジョンや方向性をしっかりと見定め、勝つことにこだわりながらクラブ運営を進めていきたいと思っています」と意気込んだ。
同じく会見に出席した桜井GMは「北海道が発足した当初を思い返すと、入場者数の面でも成長していると感じていますし、毎日公式練習場で練習することができ、同じ場所にトレーニング施設があることを考えても、環境面でも大きく成長していると感じます。ただ、先ほどもお話ししたように、Bプレミア参入が決定しても、クラブとしてまだまだ足りないところはあると思っていますが、北海道にはその分伸びしろはあると思っています。北海道が強豪と呼ばれるチームとなれるように頑張っていきたいとGM就任会見で話しましたが、改めて、その気持ちは変わっていません。Bプレミアに参入できると決まったなかで非常にやりがいがあると感じているので、リーグのなかでも注目されるチームとして、競技力やその他の魅力含めても、強いチームを目指していきたいです」と、環境面や経営状況で苦しんだチームの成長に触れながら、今後の目標について語った。