川崎が1次審査でBプレミア参入決定「ゴールではなくスタート」ドラフト等議論にも積極参加
10月17日、Bリーグが2026-2027シーズンから始まる「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」のライセンス交付クラブを発表。川崎ブレイブサンダースはBプレミア参入決定を受け、クラブ公式サイトにコメントを掲載した。
同クラブは平均入場者数が2022-23シーズンで4511名、2023-24シーズンで4559名、売り上げが2022年度、2023年度とも12億円以上とし、いずれもBプレミア参入審査基準を達成。ホームアリーナには、観客席数5000席を確保できる2028年10月開業予定の「(新)とどろきアリーナ(仮称)」が認められ、1次審査で交付が承認された。
今回の発表に際し、クラブと川崎市の福田紀彦市長は公式サイトを通じて以下のコメントをしている。
▼クラブコメント
「本件に関わるすべての皆さま、そしてサンダースファミリーの皆さまに良い報告ができたことを何よりもうれしく思います。そして、B.PREMIER参入のためにご尽力いただいた川崎市、川崎とどろきパーク株式会社の皆さまにもこの場を借りて厚く御礼申し上げます。改めてのお知らせとなりますが、2026-27シーズンのB.PREMIER開幕後から2027-28シーズンまでの2シーズンは現在のとどろきアリーナをホームアリーナとして継続使用いたします。その後の2028-29シーズンおよび2029-30シーズンはとどろきアリーナに隣接する『川崎市市民ミュージアム』跡地に整備される『(新)とどろきアリーナ(仮称)』を使用し、2030-31シーズンからは『川崎新!アリーナシティ・プロジェクト』にて計画されている新しいアリーナを使用する予定となっております。
B.PREMIERについては、サラリーキャップやドラフトの導入などの各種変更案の検討が続けられております。川崎は、これらの検討されている変更について歓迎という姿勢をとりつつ、選手やクラブ、そして日本のバスケットボールにとってより良い環境が設定されるよう、積極的に議論に参加しております。B.PREMIERにおいて競争力のあるチームをつくるための準備はすでにはじまっています。今日という日はゴールではなく、スタートです。そのためには強固な経営基盤の構築、皆さまに応援していただける魅力的なチーム編成の両方が欠かせません。これまで以上の熱い応援、声援をよろしくお願い申し上げます」
▼福田紀彦市長
「『B.LEAGUE PREMIER』の参入決定、誠におめでとうございます。クラブのミッションとして掲げられている、『川崎からバスケの未来を』を実現するために走り続ける川崎の活躍を、これからも応援していきます」