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2024.10.07

遠藤祐亮選手インタビュー! 「BREX with」社会貢献活動への想い

  • 月刊バスケットボール

積極的に活動を続けてきている遠藤選手


Bリーグの協力の下、リーグで行われている社会的責任活動「B.LEAGUE HOPE」にフォーカス。今回は宇都宮ブレックス(以下宇都宮)のSDGsプロジェクト「BREX with」についてです。宇都宮で13季目を迎え、入団当初から現在に至るまで社会貢献活動に熱心に取り組んでいるのが遠藤祐亮選手。「ブレックスは他のクラブより地域密着という面が強いと思います」と語る遠藤選手が活動を続ける理由はどこにあるのか。その想いを伺いました。

――遠藤選手はオフコート活動に積極的に参加されていますが、このオフシーズンではどんな活動を行いましたか?

遠藤)8月に、小学生を対象としたバスケットボールクリニックを開催しました。会場に行った際に子どもたちが「ワーッ!」と声を出して喜んでくれて、やはりいろんな方から応援されているんだなと感じましたし、その分をしっかり還元したいという気持ちが強くなります。宇都宮ブレックスで13季目を迎え、入団当初から現在に至るまで社会貢献活動に熱心に取り組んでいるのが遠藤祐亮選手です。「ブレックスは他のクラブより地域密着という面が強いと思います」と語る遠藤選手が活動を続ける理由はどこにあるのか。その想いを伺いました。

――遠藤選手はオフコート活動に積極的に参加されていますが、このオフシーズンではどんな活動を行いましたか?

遠藤)8月に、小学生を対象としたバスケットボールクリニックを開催しました。会場に行った際に子どもたちが「ワーッ!」と声を出して喜んでくれて、やはりいろんな方から応援されているんだなと感じましたし、その分をしっかり還元したいという気持ちが強くなります。



――ブレックスには「強く愛されるモチベーションあふれるチーム」という理念があります。遠藤選手はブレックスの活動についてどのように感じていますか?

遠藤)やはりブレックスは地域密着という面が強いと思います。コロナ禍では直接触れ合えるイベントはできませんでしたが、みんなでゴミ拾いをしたり、病院を慰問したり、早朝に登校中の子どもたちにあいさつ運動をしたりして、ブレックスを知ってもらうという活動をずっと続けてきました。
地域の子どもたちとのブレックスが触れ合い続けることで、宇都宮が盛り上がっていくことにつながるよう、少しでもお役に立てればと思っています。



――活動の中で出会った方と試合会場で再会するといったこともあるのでしょうか?

遠藤)ありますよ。小学校にあいさつ運動に行った時にハイタッチをしたりするのですが、その時の子が声を掛けてくれたり、 今ではSNSでも同じようなことがありますね。自分やブレックスの存在を知らなかった方に知ってもらえるというのは、本当に嬉しいことです。“活動していて良かったな”と思いますね。

――2012年に入団して以来、多くの社会貢献活動をしてきた中で思い出深いものはありますか?

遠藤)先ほど言った病院であまり外に出られないような子どもたちと会った活動は特に印象に残っています。自分も入院経験がありますが、入院中の子どもたちは毎日同じ光景を見て同じことを繰り返すという生活で精神的にもきついことがあると思うんです。自分たちが訪問した際に、お話していたら子どもたちが笑顔を見せてくれて、少しでも楽しんでもらえたかなと思うとうれしかったですし、自分たちのパワーにもなりました。やってよかったなと思える活動の一つです。
自分たちは好きなことをやっているだけですが、「テレビで見ています」とか「パワーをもらえます」と言っていただけると、やりがいがあるなと感じます。直接声を聞くという機会も、そういった活動ならではですのでうれしいですよね。自分がより頑張る理由になります。

――遠藤選手がオフコートでの活動に積極的に参加するのはなぜでしょうか?

遠藤)ブレックスを知ってもらうというのも一つですが、宇都宮に長くいて本当に栃木県は素晴らしいと感じています。おいしいものもたくさんあります(笑) 。
自分がSNS等で発信することで、栃木に興味を持ってもらうきっかけにもなりますし、栃木の良さを知ってほしいなというのが、根底にあるのかなと思います。自分たちは見てもらえる機会があるので、チームのため、栃木県のために積極的に活動したいという思いを持っていますね。

――知ってもらいたい、笑顔にしたいというお言葉はありましたが、オフコート活動の中で伝えたいメッセージはありますか?

遠藤)オフコートで子どもたちと話す機会がある時は、「夢や目標を持つ大切さ」を伝えることが多いです。自分の場合、夢を持ったのは比較的遅めでした。大学生の時にプロを目指す中でどのチームからも声がかからず、周りから「無理だよ」とも言われました。そこで諦める人もいると思いますが、自分は諦めることなくプロになりたいという想いを持ってやり続けてきて夢を叶えました。自分ができたのだから、皆さんもできると伝えたいと思っています。また、自分を見て頑張ろうと思ってもらえるような選手でいたいとも思っています。

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――遠藤選手が考える、選手が社会的責任活動に参加する意義とはどんなことでしょうか?

遠藤)自分たちが発信することによって、全然知らないことでも知るきっかけになるんじゃないかなと思っています。規模の大小を問わず機会があれば参加をして、少しでも多くの人に広められれば、やっている意味があると思います。Bリーグが盛り上がり、昨年のワールドカップやこの夏のオリンピックの影響もあって、バスケットボールは今とても人気が高まっていることを、選手としても実感しています。オフコート活動の中でも子どもたちの反応を直接感じられるというのもうれしいですよね。そういったことがバスケットボールでのモチベーションにつながるので、自分のためにも活動に参加しているのかなと思います。

――最後にオフコート活動について、今後やっていきたいということを教えて下さい。

遠藤)最近はできていないので、病院への慰問はしたいなと思います。それと、バスケットボールはテレビで観るのとコートで観るのとでは全然違うので、より近い席で迫力を感じてもらうことで、バスケットボール選手を目指すきっかけにしてもらうといった活動ができたら素晴らしいなと考えています。

――ありがとうございました。

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取材協力:Bリーグ

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