広島ドラゴンフライズの山崎稜、王者として臨む新シーズンへ意気込み「自分たちはチャレンジャー」

　9月24日、都内でBリーグ2024－25シーズンのティップオフカンファレンスが開催。広島ドラゴンフライズからは山崎稜が出席し、会見後の囲み取材に応じた。

　王者として臨む新シーズンの初陣は、敵地のオープンハウスアリーナ太田で群馬クレインサンダーズと顔を合わせる。山崎は「他チームより先に開幕するので、全チームの選手やファンの皆さんが（試合を）見ると思います。いいスタートを切れるように全力で戦いたいと思います」と意気込んだ。

　昨シーズンまで広島の指揮を執った群馬のカイル・ミリングヘッドコーチに対し、広島は昨シーズン限りで現役を引退した朝山正悟HCが采配を振る。「昨シーズンとは違うバスケットボールのスタイルになっています。まだ具体的なことは言えないですけど、ぜひそこを見ていただきたいです。新しいHCのバスケットボールスタイルをどれくらい出せるのかがカギになってくると思います」と言及した。

「背中でチームを引っ張っていけたら」と、日本人選手最年長としての覚悟を示した32歳の山崎は、「まずは西地区1位を目指していくなかで結果が出てくると思います。昨シーズンの優勝はもう捨てているというか、自分たちはチャレンジャーだという気持ちでいます」と気を引き締めた。

　先出しの開幕戦は10月3日19時5分にティップオフ。バスケットLIVE、BSJapanextにて放送される。