アルバルク東京のホームアリーナ『TOYOTA ARENA TOKYO』、2026-27シーズンからはサンロッカーズ渋谷と共同使用に
SR渋谷はBプレミアライセンスのホームアリーナ問題を解消へ
アルバルク東京はサンロッカーズ渋谷が2026-27シーズンより『TOYOTA ARENA TOKYO』をホームアリーナとして使用することについて合意したと発表した。
『TOYOTA ARENA TOKYO』は約10,000人を収容するお台場エリア「青海」の新アリーナで、2025年秋に開業予定だ。2025-26シーズンよりA東京のホームアリーナとして活動していく予定だったが、今回の決定により、2026-27シーズンからはA東京とSR渋谷の2クラブが『TOYOTA ARENA TOKYO』をホームアリーナとして使用することになった。
トヨタアルバルク東京株式会社の代表取締役社長、林邦彦は以下のコメントを発表している。「日頃より、アルバルク東京へ多大なるご支援をいただき、心より感謝いたします。今回、TOYOTA ARENA TOKYO のサンロッカーズ渋谷との共同使用が決まったことをご報告させていただきます。サンロッカーズ渋谷とは、これまでも同じ渋谷区をホームタウンとするBクラブとして、同志のような存在でもあります。今後も新アリーナのコンセプトの1つである、『可能性を広げるアスリートたちの聖地』に向けて、バスケットボール界、スポーツ界を盛り上げるべく、共創していきたいと考えておりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます」
SR渋谷は「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」ライセンスの審査基準である入場者数、売上を満たしていた。ホームアリーナに課題を抱えていたが今回の決定によってその問題を解消。TOYOTA ARENA TOKYOをホームアリーナとして申請し、審査結果は2024年10月17日(木)に公表される予定だという。なお、ホームタウンの移転時にクラブ名の変更を予定しているが、詳細については未定のようだ。
SR渋谷の代表取締役社長である神田康範は以下のコメントを発表している。「ステークホルダーの皆様をお待たせしてきましたBプレミアライセンス申請のご報告ができますことを心から感謝し、大変嬉しく存じます。ここに至るまでは、親会社であるセガサミーホールディングスをはじめ社内外の多くの方々の壮絶な努力がありました。平均入場者数、売上いずれの基準もそれまでの当クラブにとっては非常に高いハードルでしたが、Bプレミア初年度から参入するという強い意志のもと、クラブ一丸となってクリアすることができました。そして最後の『ホームアリーナ』というハードルについても、数年をかけて数多の方々の支えとご協力があり本日に至りました」
「ホームタウン移転(取りまとめとなる自治体の変更)におきましては渋谷区・長谷部区長には転出へのご理解を賜り、そして江東区・大久保区長には快くサンロッカーズの受入れの承諾を頂きました。また、すでに江東区で活動をされている東京ユナイテッドバスケットボールクラブの家本代表にも、江東区をそして東京、日本をバスケットボールで盛り上げていきましょうと歓迎して頂きました。そして、アルバルク東京の林社長並びに同社の皆様にはアリーナ共同使用について真摯にご検討をいただき、ご快諾を頂きました。挙げきれない程の巨多の方々のご尽力、ご協力により江東区へのホームタウン移転、そしてTOYOTA ARENA TOKYOをホームアリーナとして共同使用ができる運びとなりましたこと改めて深謝申し上げます。今後、10月17日にBプレミアライセンス審査および結果発表となります。ライセンスが正式に取得できた暁には、ご支援を頂きました皆様、バスケットボールファンの皆様、サンロッカーズファミリーの皆様への感謝の想いを『心揺さぶるバスケットボール』でお返しし、日本のバスケットボールの新たな時代に貢献して参ります」
『TOYOTA ARENA TOKYO』について
所在地 東京都 江東区 青海
施設名称 TOYOTA ARENA TOKYO(日本語表記:トヨタアリーナ東京)
敷地面積 約 27,000 m2
延床面積 約 37,000 m2
階数 地上 6 階 地下1階
収容客数 約 10,000 人
竣工時期 2025 年 6 月
開業時期 2025 年 秋(予定)
土地所有会社 トヨタ自動車株式会社
建物所有会社 トヨタ不動産株式会社
運営会社 トヨタアルバルク東京株式会社
設計・施工会社 鹿島建設株式会社